「野火止児童クラブの在籍児童数が定員を3割超えているから、使用料を3割減額にするための条例改正案に」対する私の質疑通告

9月議会最終日に審議される議案の一つ「児童課条例の一部を改正する条例」。
これは議員提出議案として提案されるもので、ご覧のように提案者は市長ではなく、島崎よう子、奥谷浩一、朝木直子各議員。

市議会HPには、条例の趣旨に「第2野火止分室の建替え又は第1野火止分室の増築等、使用料に見合ったサービスを提供するまでの間、この2つの分室の児童クラブ費を減額するもの」とあります。

これに対する私の質疑通告は以下の通りです。

1.本条例改正の目的、提案者としての最大の願いは何か。

2.提案内容は、保護者たちの要望を、どのような場でどう聴いた結果なのか、説明いただきたい。野火止児童クラブの保護者たちが共有している要望に基づくものと考えよいか。減額要望は、保護者たちの願いなのか。
子どもたちと日々向き合う職員とは、いつどのような協議、意見聴取をしたか。
条例提案に際し、同クラブにはどれくらい通って実態把握に努めたのか。
所管である児童課とは、どのような協議、意見聴取をしたのか。

3.雨漏りの実態をどう把握しているか、説明いただきたい。

4.使用料5,500円と減額の根拠について説明いただきたい。

5.「使用料に見合ったサービス」とは何か、説明いただきたい。

6.「当分の間」とは、どれほどの期間を想定しているのか。

7.野火止児童クラブのここ10年ほどの経過を説明いただきたい。
児童数の変化、施設の変遷(元々の施設の経過、建替えるために設けた施設の経過、新たに建設した施設の経過)、新施設を使用するようになってからの第1、第2クラブの経緯等。

8.ここ10年間の同クラブに関する同クラブ父母会及び学保連からの市への主要な要望と、それに対する回答について明らかにしていただきたい。
使用料の減額を求める声はいつから、どれくらいあると把握しているのか。

9. 第2クラブ施設について伺う。
「雨漏りと老朽化で殆ど使用されていない」と提案者は明言しておられるが、雨漏りの実態と、日々の中で2つの建物をどのように使っているのかについて、具体的に説明いただきたい。

10. 同クラブの現在の運営、日々の様子についていくつか伺う。
・学年別の在籍児童数と、年度内での変化、推移について説明いただきたい。
・実際に登所する児童の月別平均人数を明らかにしていただきたい。
・指導員として最も大変だと感じる時期は、年間を通じてどんな時か。
・クラブでは指導員と保護者との懇談会が持たれていると思うが、建替え要望と使用料減額要望は、いつからどれほどあるのか。
・同じく、第1と第2を完全に分離して保育を行ってほしいという保護者の声についてはどうか。

11. 市が職員の嘱託化を打ち出した際に、全利用者にアンケートを実施したが、使用料について保護者からはどのような意見があったと把握しておられるのか。

12. 最後に伺う。児童クラブとは何か。児童クラブは誰のものか。提案者の見解を明らかにしていただきたい。
また、国が対象を6年生までと打ち出したこともあり、全児童対策事業への一本化に流れる自治体も増えている。児童クラブの位置づけとともに、あるべき姿をどう考えているか。

 

10月1日(火)は通常通り10時開会で、まずは9月議会初日に常任委員会に付託された議案の委員長報告と全議員による採決があります。

厚生委員会1件、環境建設委員会3件と少なかったので、ここまでで30分。決算委員長の報告も今回から全議員参加になって経過を知っているので短めでしょう。11時には「小口事業資金融資条例の一部改正」に入り、改正内容が軽微ですので、これもすぐに結論が出そうです。

午前中か午後一番で「一般会計補正予算1号」の審議に入ります。これは質疑に立つ会派が多いと思われますので、3時休憩まではかかりそう。

その後、児童館条例の一部改正について、島崎議員ら3名がいつもの行政側の席につき、提案説明を行い、各会派からの質疑に対して答弁に立ちます。質疑が終了した段階で、3名は自席に戻り、討論がある会派は行い、採決を図ることとなります。

当日になって何か大きな変更等があれば、またツイッター等でお知らせしますが、ほぼそんな流れになるのではないか、というのが現段階での私の予測です。

 

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