「緑のシンポジウム」へぜひ!

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明日から3月定例市議会が始まります。
ますます慌ただしくなりますが、主戦場なのでしっかり1か月間務めあげたいと思っています。

そんな中、週末に市の行事が目白押し。
まずは今週末(28・土)午後2時から、市役所いきいきプラザ3階のマルチメディアホールで「緑のシンポジウム」についてです。
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これは、東村山の「緑」を次の世代へどう残していくのかを考える合いましょう、という趣旨で開かれるものです。
前半は、市の緑化審議会会長を務めてくださっている福嶋司先生(東京農工大学名誉教授)による基調講演があり、後半は緑に携わる様々な立場の方たちと福嶋先生によるパネルディスカションが予定されています。

東村山市のみどりは、農地も含めて546.2ha(2011年現在)で市全体の約32%にあたりますが、年々着実に減少しています。
そして、「量の減少」だけでなく、「質の低下」が進んでいることがわかってきました。
樹林に加えて、街路樹の巨木化と老齢化は深刻です。少しでも長く元気であってほしいですけれど、もちろん永遠ということはありません。
朽ちて事故などを招かないような管理が重要な課題ですが、剪定にも、1本の街路樹を伐採・抜根するのにも、大きな費用がかかります。

そこで市では、現在だけなく将来にわたっての緑の保全・管理のあり方を示すべきと考え、2013年12月、渡部市長から市の緑化審議会に対して「公共の緑の植生管理のあり方について」の諮問がありました。
審議会では、約9か月間かけて市内数十か所の現地視察と議論の末、答申をまとめ上げました。
私も議会選出の4人の委員の一人として、この作業に参加しました。

日陰になるから、落ち葉が迷惑だから、毛虫がわくから…等と「切ってほしい」という苦情が日々寄せられる「みどり」。
なぜ切ったのか、もっと残せ、もっと増やせ…等と、「切るな」「守れ」という苦情が日々寄せられる「みどり」。

誰にとっても身近であり、ゼロか100かでは判断できないテーマだと思います。

ご都合つきましたら、ぜひシンポジウムにご参加いただき、よりよい道を一緒に考えてみませんか?

詳しくは市のホームページをご覧ください。コチラです

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