議会の監視機能と説明責任に着目し、富山県高岡市議会と福島県会津若松市議会を取り上げた今朝の「NHKおはよう日本」の特集。
東村山市議会が議会報告会を頻繁に開催することをルール化して5年間継続してきたのも、まさに目黒章三郎議長さんを先頭に議会機能の強化に本気で取り組む会津若松市議会に直接学び、市民の前に出続けることを議会として選択したからです。
議案や請願·陳情の審査経過、結果についての説明だけでなく、参加者からの広範にわたる予期せぬ質問にも、的確にわかりやすく説明することを絶えず求められる環境が生まれました。このことは、目黒さんが番組内でおっしゃっていた通り、私たち議員にとってのいい意味でのプレッシャーになり、意識を変えることにつながっていきました。まだまだ十分とは言えず、会津若松市議会や先進議会には到底及びませんけれど…
多少下手でも舞台に上がり続ける役者のように、不特定多数の市民の前で定期的に説明責任を果たす東村山市議会。
「さらなる議会昨日の強化」は大きな課題です。
そのためには、外部の専門家に議会として学んだり、超党派で研究を深めたりして、地方財政をはじめとする知見をどの議員も高いレベルで持って市政を監視し、政策立案を行っていくこと。
議会内での批判合戦や個々人のスタンドプレーからは何も生まれませんし、イデオロギーや国政マターの主張に走り、議会がボーッとしていたら、自治体は道を誤り、取り返しのつかないことになります。
明日から3月議会。4年間の任期の中で最後の定例議会となります。
委員長を務めさせてもらってきた厚生委員会には多くの議案、陳情が託される予定ですし、新年度予算の審査にも多くの時間を掛けます。心して臨みたいと思います。