「つなごう!立憲・ネット」始動します

新しい会派「つなごう!立憲・ネット」として、今期のスタートを切ることを合意し、「会派届出書」を今日午前、提出してきました。

メンバーは、立憲民主党の2人…2期目を迎えたかみまち弓子議員と、新人の藤田まさみ議員、東村山生活者ネットワークの白石えつ子議員、そして私の4人です。

経過と、会派を結成するにあたって4人で確認した事項について報告します。

前期の4年間は、大塚恵美子議員と白石えつ子議員との3人会派「ともに生きよう!ネットワーク」として共に議会内活動をしてきましたが、ネットが白石さんだけになってしまったため、2人会派で、あるいは原点に返って1人会派で…という選択肢も検討した上、まずは2人で協力することを確認しました。

その上で、同じく一緒にやることを決めたという立憲民主党のお2人との4人会派を組めるかどうかについて、連休中も含めて幾度か協議を重ねてきました。

2人ではなく4人でのスタートを決めた最大の理由は、議会全般のおおもとの協議を行う場である代表者会議を構成できるのが、東村山市議会の場合は3人以上の交渉団体(≒実質的には会派)と定められているためです。

改選前は自民党(改選直前は6人)、公明党(6人)、共産党(3人)と共に私が構成メンバーとなり、そこに正副議長が加わって6人で構成していましたが、今回の選挙を受けて自民党が8人、公明党は6人、共産党は5人となりました。

市議会は議院内閣制をとる国会のミニチュア版ではなく、市長と議員が別々に有権者から選ばれる二元代表制なので、「市議会に与党とか野党はない」というのが正しいと考えています。

とはいえ、中央の政党3つだけによる構成よりは、中間的で政党色の比較的薄い第4の存在があることで、議論がより柔軟で、かつ実質的なものになると考えてきました。

これまでも、これからも、議会という自治体にとって唯一の議決機関がより充実し、市民福祉の向上のためにしっかり働くものとなるよう、
議会運営をリードする気持ちで責務を果たしていきたいと考えています。

4人で一緒にやる、という経験は私自身は初めてなこともあり、コミュニケーションを丁寧に図りながら頑張っていきたいと思っています。

私たちが会派を結成するにあたって合意した事項を以下記します。

つなごう!立憲・ネット (略称:立憲ネ)

私たちは、以下を確認し、東村山市議会において会派を結成する。

1.共有する基本理念

①多様な主体が互いに認め合い、対話を重んじ、共に生きる社会をめざす

②分断と排除にはくみせず、声なき声を市政に反映する

③日本国憲法を尊重し、私たちの行動規範とする

2.会派を結成する目的

①会派の基本理念を市政・議会に反映する

②議会内の活発な議論を喚起し、合意形成、意思決定に主体的に参画する

③東村山市並びに東村山市議会の価値向上に寄与する

3.会派として大切にすること

①互いに学び合い、高め合うこと

②透明性を高め、説明責任を果たすこと

③コミュニケーションに努め、対話の力を信じ、互いに合意に努力すること

4.留意点

①合意形成に努めた結果、賛否が一致しない場合はこれを認める

②不断の情報共有に努め、原則月1回以上のミーティングを行う

③会派の継続について、任期の折り返し時である2年後に協議する

※4-①がわかりづらい、というご意見をいただきました。ありがとうございます。これは、 議案や請願・陳情等について 会派内における「合意形成」に十分努めた結果として、4人の賛否が一致しない場合は可とする、ということを互いに確認したものです。

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