選挙期日後15日以内に提出することが義務付けられている選挙運動費用収支報告書。
連休中ですが5月5日と6日に選管が受け付けてくれるので、今日はその作業に終始。なんとか提出の目途が立ってきました。
それにしても…目に見えないものもお金に換算して記載しなさい、というルールに5回目の今回も悩まされています。
初日朝、市内161か所の掲示板にポスターを貼り出すためにボランティアで集まってくださった仲間の皆さんの時間とか、今回から必要になったビラ4,000枚への証紙貼り作業とか、忙しい中駆けつけてくれて遊説を助けてくれた仲間の時間など、いくらに換算するのが適切なのでしょうね…。
私の選挙は、基本的に仲間の皆さんに支えられ、助けられてのボランティア選挙であり、私自身も友人や先輩の選挙を手伝いに行って対価を受け取ったことは30年近くで一度もなく、そういうものだと思ってきました。市町村議会議員の選挙だと、同様の陣営も多いのではないでしょうか。
公職選挙法が想定しているのは、国政レベルの大きな選挙であり、「労務者」という言葉が頻繁に出てくることからも有償雇用を前提としているように思います。
今回の法定選挙運動費用の上限は、なんと473万3,600円。
そんなに使う陣営があるのでしょうか?
他にも、その理由がわからぬ不可思議なことや頭の痛くなるようなルールがいろいろある公職選挙法。
今回の選挙から、期間中のビラ配布が初めて認められことは大変よかったと思っていますが、他の問題点についてもどうしたら課題が提起できて、法改正へと道が開けていくのでしょうか。
ぜひお知恵を貸してください。私も考えます。