会派を解散し、独りの立場に戻ることにしました

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前回の選挙後に、白石えつ子議員(東村山生活者ネットワーク)、かみまち弓子議員、藤田まさみ議員(いずれも立憲民主党)と4人で結成した会派「つなごう!立憲・ネット」。

互いの違いを認め合いながら議会内での活動の幅を広げるべく、まずは2年間の約束でスタートし、折り返しのこの時期に改めて協議することにしていました。その後、昨年4月末に藤田議員が離脱した後は3人で継続してきましたが、私なりに考えに考えた末、4月下旬に次のようなメッセージを2人に送り、話を切り出しました。

「議会基本条例4条陳情に端を発したこの1年間の顛末を私なりに真剣に振り返り、陳情に反対した一人会派3つを結果として切り捨てる形になったことの責任は、会議に参加していた私にもあるし、そのような中で、議会運営への参画を理由に、このままの形で自分たちだけが会派を維持することはおかしい、と考えるようになりました。

私自身も一度同じ立場になった上で、現状のルールの中で何ができるのか、何をすべきなのかを考えて動き、問題があれば同じ立場の議員たちとフラットに話をして、改善の動きをつくる、というのが筋なのだろうと思っています。

代表者会議、議運、常任委員会委員の選択権、附属機関等委員…3人で会派を組んでいることで得ているアドバンデージはたくさんありますが、それを手放さないようにしていること自体、既得権の維持、己の保身であり、優位な立場に立った者の物言いだと自戒しています。

私自身、原点に返る、という思いもあります。」

以来、2回ほど話し合いを持った結果、会派を解散し、それぞれが一人で後半2年間のスタートを切ることを2人に理解してもらい、解散届を提出しました。

私自身、19年目を迎える中、7年ぶり、通算9年目の独り者。今年4月から「会派は2人以上」とルール変更しましたので、以前のように一人会派とは言いません。

独りになったからこそできること、すべきこと、やりたいと思います。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

で、あらためて…

ここ2年の議会内の対立と分断の動きは極めて深刻です。

己は抱えたものを手放さず、お互いに自陣から出ることなく、リスクを取ることもせず、相手の非難に終始する。善くなるわけがありません。

私自身も、議論の先鋭化や分断に加担した面があると反省しています。後半2年間で少しでも修復し、立て直しに向けて努力することが、私が完全無所属という立場でこの仕事に就かせてもらっている大きな使命だと考えています。

正副議長以下の人事が一新されるこのタイミングで一旦独りになり、自分が東村山市議会の1/25として出来ること、すべきことをもう一度イチから考え、行動していこうと思います。議員相互の尊重と対話を呼びかけ、議会全体が市民に信頼され、未来に向けて絶えず改善を重ねて進んで行くために、私自身はどうすべきかを真剣に考えて、行動に移していきたいと考えています。

会派を組ませてもらったことで得たことはとても多く、この2年間、様々な面で不十分な自分に代表を任せてもらったことには、心より感謝しています。

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