火曜日に出勤すると、月曜日(8月8日)付けで全議員のBOXに決算カードが入っていました。
昨年は、9月議会告示日(初日の7日前)に決算書類の一つとして配られました。今年でいえば再来週の8月22日ということになります。
しかし、以前は決算書に先行して決算カードだけは公表されていたので、出せるものは少しでも早く出すことが大事だと考え、昨年9月14日の決算委員会初日に以下のようなやり取りをしました。
佐藤委員)そこでです。今回決算カードの公表が9月議会告示日、8月20日、今お話があったとおりです。今お話聞いて初めて分かったんですけれども、決算審査意見書が出たのが19日ということで、それを聞くと20日しかないんだなと思って今聞いていたんです。ただ、かつてはもっと早く公開されていました。
通告書には、平成29年は8月16日、平成25年は、これ、平岡課長の名前で当時出されていますけれども、8月15日で、私、確認したんですけれども、平成22年には、私、ブログ、当時の、今、自分のを確認したんですけれども、8月13日、つまり告示日の10日前に出ているんですね。このとき私、こう書いているんです、「「決算カード」が全議員に配布されました」と。以前は求めなければ決算書の配付まで手に入らなかったんだけれども、決算重視の流れもあって改善されてきましたと書いているんです。この前はもっと後だったということなんです。
私とすると、開示できる状態であれば速やかに公開いただきたいというふうに通告をさせていただきましたが、今聞いていると、19には出てきて20日に出していますというお話なんでしょうけれども、一旦ここについて見解を伺います。
立場財政課長) 決算カードは、委員御承知のとおり、歳入歳出決算額、各種財政指標等の状況について取りまとめられた資料でございますが、この資料の中には地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の記載がございます。
同法第3条には、「地方公共団体の長は、毎年度、前年度の決算の提出を受けた後、速やかに、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付し、その意見を付けて当該健全化判断比率を議会に報告し、かつ、当該健全化判断比率を公表しなければならない」と規定され、また資金不足比率についても、同22条におきまして同様に規定をされているところでございます。
この規定に基づき、先ほどお答えしましたとおり、8月19日に監査委員より決算審査意見書を受領し、8月20日に議会へ報告し、また、それと同時に決算カードとして公表させていただきました。
この日程より前倒しで公表する場合、監査委員からの意見が付されていない未確定の情報を公表することになりますことから、近年では、正確な情報を公表するため、今申し上げた日程により公表させていただいているところでございます。
佐藤委員) 御担当の説明としては分かりましたが、確かに以前のものは、今後数字が変わるかもしれないというただし書がついていたんですよね。だから、これは判断の問題だと思いますけれども、私は、あの段階で出されたものがその後大きく変わったというのは見たことがないので、早く出せるものは出すという形で、一旦踏み出した以上は、その形で決算カードを先に議員に配るというか、議員というか、市民に公表していたんですね、当時。
ホームページに出ましたので、私はその形にやはり戻していただきたいというか、そういうふうに進めていただくことが財政情報を出すという点では大事なんじゃないかと思うんですけれども、もちろん正確さということは、課長がおっしゃっていることは分かりますが、この点についていかがでしょうか。
立場財政課長)先行して確定前の仮の情報、速報値が記載された決算カードを公表することは可能であると考えております。このたびの委員の御指摘ですとか過去の経緯を踏まえまして、確定値でないことをお示しした上で前倒しで公表することも検討してまいりたいというふうに考えております。
佐藤委員)ありがとうございます。ぜひ検討いただいて、進めていただけたらなと思います。
ということで、忙しい中でも速やかに改善いただいて公表されたことに感謝。
3年度もコロナの関係で財政規模が拡大したので、平時の決算と比較することが難しそうな数字が並んでいます。
せっかく早く出してくださったので、お伝えできる数値から順次アップしていこうと思います。