来週月曜日(5日)に開催が決まった臨時議会は、リサイクルセンター建設工事を請け負う業者との契約を決めるためのものです。
議会は全ての契約案件にタッチするわけではなく、市の場合(政令指定都市以外)では予定価格が1億5千万以上について、地方自治法及び同法施行令によって議会の議決が義務付けられています。
今回の入札結果はコチラです。
来週月曜日(5日)に開催が決まった臨時議会は、リサイクルセンター建設工事を請け負う業者との契約を決めるためのものです。
議会は全ての契約案件にタッチするわけではなく、市の場合(政令指定都市以外)では予定価格が1億5千万以上について、地方自治法及び同法施行令によって議会の議決が義務付けられています。
今回の入札結果はコチラです。
先週土曜日午後4時から東村山駅西口サンパルネ内の会議室で開かせていただいた定例の集まりには、20名近い方がお越しくださいました。
当日は、まず以下のレジュメに沿って私から40分程度で8月臨時議会と9月定例議会の報告をさせていただきました。
※パワーポイント版⇒24年10月13日報告&意見交換会
※PDF版⇒24年10月13日報告&意見交換会
報告はできるだけ客観的かつ冷静に進めたつもりですが、私自身が思い入れが強かったり、強い疑義を持っている事柄などについては、ともすると偏った説明になりがちです。でも、実際に議会を傍聴いただいてた方が何人もいらっしゃったので、的確な補足、解説を加えていただくことができました。ホントにありがたいことです。
続いて、前回(7月)の会で何人かの方から質問が出されたものの私が十分にお答えできなかった「民生委員」について、現在お務めいただいている方にお越しいただき、概要を説明いただき、その後質疑応答の時間とさせていただきました。
知ってるつもりでいた民生委員活動ですが、その実際を伺ってみると、どれだけ大変な任務を日々進めてくださっているかが垣間見えて、ご参加いただいた方たちも口々に感想を漏らされていました。
参加いただいた方の中には、実際に福祉現場の責任者をされていて私などよりはるかに制度にも実情にも詳しい方もいらっしゃり、歴史や意義も含めて説明を加えてくださいました。本当にありがとうございました。
同時に、制度自体への疑問、問題点についても発言が多く出されましたので、私としてさらに学習・研究を深め、課題解決への方策を考えていきたいと思っています。
また、今後も実際にまちの中で頑張っておられるいろいろな分野の方にお越しいただき、直接お話を伺う機会をつくっていけたら、と思っています。もう既に、いくつか候補が頭の中に…。お声掛けさせていただくこともあろうかと思いますが、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
大きな集まりではありませんが、このスタイルの会は定例議会終了後のできるだけ早い時期に、オープンな形で継続してまいります。
次回は今のところ1月12日(土)か19日(土)の午後4時から開催できたら、と思っております。
お時間ありましたらぜひのぞいてみてください。
一昨日の9月議会最終日。午後3時半過ぎに私はこんなツイートをしました。
議会最終日。暴力団排除条例の委員長報告に、新会派「東村山を良くする会」の島崎議員が修正動議を提出。議事日程への追加を「良会」と矢野議員と共産が賛成するも少数で否決。するとまた挙手し、否決のような中身の賛成討論。議案採決は全員の賛成で可決。するとさらに「動議!」と三たび島崎議員。
ということで、また議会運営委員会開催で休憩。修正を求め動議を提出した会派が、否決されるやいなや原案賛成を前提とした附帯決議の提案もしたなんて聞いたことがありません。附帯決議は朝ツイートしたように福田議員の発案であり、賢明な策。実を考えて譲ったであろう福田議員の心情察して余りあり。
するとこれを読んだ方から
「無知で申し訳ないんですが、議会用語と難しい言い回しでド素人にはよく意味が分かりません(_ _;)」
と反応が。いえいえ、そんなことではなく、わからないような言葉を並べた私の至らなさ。
ということで、混乱の続いた最終日の報告を、舞台裏も含めてさせていただきます。
9月6日に開会した9月定例市議会は、先ほど23時50分に閉会となりました。
奥谷、矢野、保延各議員の提案による「東村山市のビン缶及び不燃物処理の方法に関する住民投票条例」は深夜になって審議され、東村山を良くする会、共産党、草の根の賛成少数で否決と決しました。
私と大塚議員による「変わろう!議会・東村山」は、8月の臨時議会においての住民投票条例に賛成とした他、一貫して市の姿勢に疑義を唱え続けてきましたが、本日の奥谷、矢野両議員の答弁を受け、会派として初めて異を唱えました。
同条例案に対する私たちの反対討論の全文を掲載します。
私たち「変わろう!議会・東村山」は、住民の発意によって行われる署名が一定数集まれば、議会も首長も拒否することができない形で住民投票を必ず実施する、「常設型」あるいは「実施必至型」とも呼ばれる住民投票制度の創設を一貫して求めています。市民参加で策定に向けた動きが続いている自治基本条例において、その実現が図られることを強く望むものです。
臨時議会で、市長は先進自治体を挙げ、有権者の1/3あるいは1/4という成立の要件を例として示されました。平成16年に市民投票条例を定めた我孫子市では、投票資格者の8分の1以上の署名を集めて投票の実施を市長に請求し行うとしています。目指すべき一つの姿だと申し上げます。1/50を超えたから住民投票を行えるかのような発言が議員からありましたが、それはあくまで直接請求の成立要件です。市長には、議会の関与なしに実施を義務付ける住民投票の成立要件については、議論の上、ハードルをできるだけ低くするようぜひ努力していただきたいし、私たちも努力したいと思いますが、それが1/20や1/30ということにはならないでしょう。
その上で、今回の議員による条例案には以下の観点から賛成できないことを申し述べます。
9月6日に始まった9月議会は来週水曜日(10月3日)に最終日を迎えます。
追加議案として市長から提案があったのは「一般会計補正予算(第2号)」だけですが、約480億円の当初予算に対して21億円強の増額補正で、総額として500億円を超えることとなります。
最も大きな要因は、残高約45億円まで積み上げた財政調整基金から9億3,100万円を取り崩して歳入とし、退職手当基金に積み替えること。次いで生活保護費約4億4千万円増を中心とした民生費(福祉関連費用)約8億円の増額となります。
これについては、その他の点も含め11点の質疑通告を今日夕方に提出しました。
そして、議員提出議案として2件が審議されます。
1件目は「市議会会議規則の一部を改正する規則」であり、地方自治法改正を受けてのもので、こちらは全会派の代表者が提案者になっていますので、実質的な質疑はなく、すぐに全員賛成で可決されることと思います。
一方、時間がかかりそうなのが「東村山市のビン缶及び不燃物の処理の方法に関する住民投票条例」です。
これは、保延務議員(日本共産党)、矢野穂積議員(草の根市民クラブ)、奥谷浩一議員(東村山を良くする会)の3議員が提案者となって提出されたもので、8月28日の臨時議会で否決された住民の直接請求による住民投票条例とほぼ同趣旨、同内容に見えます。
昨日は、午前中の議会運営委員会で「議会配信」と「一般質問」について、これまでの議論を踏まえた一定の前進が確認されました。
議会配信については、現在本会議で行っている「業者による有人撮影&録画配信」に加え、「USTREMを使ったライブ配信」を行うため、25年度当初予算「議会費」として要求をしていくことが集約されました。
また一般質問については、これまでの「一括質問&一括答弁方式」を改め、「一問一答方式」を今年12月議会から試行的に実施することが、こちらも委員全員の賛成で集約されました。
来週火曜日10時からの生活文教委員会で、「東村山市暴力団排除条例」の新設について審議します。
質疑通告を作成するにあたって条例案を何度も読み、自分なりにいろいろ調べました。
反社会的行為を繰り返す組織である暴力団という存在を、「よし」とする人は殆どいないでしょう。私もそうですし、警察が必要な取り締まりや捜査を徹底的に行ってほしいと思っています。
しかし、です。
この条例、読めば読むほどに引っかかることがあり、正直言って判断に悩んでいます。
条例案に対する質疑通告書を以下掲載します。
全員分の通告書をアップした直後に自分の分をテキストでアップしたつもりが…落としておりました。
出番は今日(12日・水)の午後一番。
今回は市の姿勢を追及するというよりは、自身の中で長いこと考えている問題を、少し中長期で投げかけることができたら、と思っています。特に1と3はそんな思いです。
では、お読みいただけると幸いです。
1.「知」「学」を活かした政策形成、まちづくりを
2.教育・保育分野における補助・助成制度の充実について
3.中学校卒業前後~青年期を支える自治体としての取り組みを
本日(28日)の臨時議会。4時過ぎに閉会となりました。
傍聴には今日だけで80名を超える方がお越しになり、同時ライブ中継を初めて行った第2会場も、本会議場よりも発言者の表情、音声が明瞭にわかってよかったという声を複数いただきました。議案の内容とは関係ありませんが、少しずつでも傍聴していただきやすい環境づくりを進めていけるよう、私たちも努力します。
さて本日の議会は、10時開会後、すぐに請求代表者3人にお一人5分ずつ意見陳述を行っていただきました。
その後、質疑に入り、肥沼(自民)、伊藤(公明)、福田(共産)、佐藤(変わろう!議会)、矢野(草の根)、島崎(市民自治)、赤羽(みんなの党)、奥谷(民主)の順で4時前まで質疑。
そして反対と賛成の立場が順番に討論(意見表明)。
×肥沼 〇福田 ×伊藤 〇佐藤 ×赤羽 〇矢野 〇島崎 〇奥谷
採決結果は…以下の通りです。
〇10名:福田、保延、山崎、山口、島崎、奥谷、矢野、朝木、大塚、佐藤
×14名:肥沼、北久保、小町、石橋(博)、蜂屋、土方、三浦、島田、石橋、伊藤、駒崎、村山、小松、赤羽
主な質疑や答弁を報告しなくてはならないのですが、、一般質問通告締切を目の前に、ちょっと厳しいところです。
取り急ぎ、私が行った議案に対する賛成討論の全文を以下掲載させていただきます。お読みいただければ幸いです。
28日(火)の臨時議会で審議される「(仮称)秋水園リサイクルセンターを12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例」。
傍聴の方が大勢見えても大丈夫なように、議会事務局では受付から第2会場の準備から、しっかりと整えてくれました。
それでは、会派として事前に提出した「質疑通告書」の全文を掲載します。
※PDF版はこちらからご覧いただけます。⇒リサイクルセンター住民投票条例 質疑通告書
東村山市議会臨時議会報告
10時:市長招集挨拶…来年の国体リハーサルを兼ねた全日本教員女子バスケ大会が無事終了/春のひょうで被害を受けた多摩湖梨は傷はあるが味は大変いい。25(土)9時からJA東村山店前で、26(日)9時からは久米川駅前で開催している「マルシェ久米川」でフルーツフェスタとして3~4割引で販売。ぜひお買い上げを。
市長挨拶続き…「本臨時議会には住民投票条例を提案するが、慎重なご審議の上、賢明な判断をお願いしたい」。通常の議案なら「ご審議の上、速やかにご可決賜りますようお願い」と言うところ、今回は特別。
続いて会期について肥沼議会運営委員長が登壇し、8月23日から28日の6日間で集約された、と報告。どうでもいいけれど、牛歩戦術じゃないんだからもう少しお早めに歩いて登壇&降壇していただけないですかね。半分の時間で済みますので。
議長が開会を宣告。まず、議場の秩序維持を確認する議決。共産党と草の根以外は起立。こんな議決を毎回採っている議会はないはず。過去の裁判沙汰等の苦い経験から続けているけれど、良識ある議員だけなら不要。せめて文言がスマートじゃないので変えようと昨年提案。少しずつ簡素化されてます。
会議録署名議員に村山・福田議員を議長が指名。
続いて肥沼議運委員長が「すみません、また出て参りました」と登壇。会議規則57条に基づき発言時間の制限を行う、といつも通り。自民25分、公明21分、共産17分、変えよう議会13分、草の根13分、市自9分、みんな9分、民主党9分、と。
時間制限は草の根と大塚議員以外の賛成で議決。いつもは反対する共産は、各会派に2分ずつ上積みを議会運営委員会で主張して通ったため、今回は賛成に回ったようです。福田議員、議運でのご尽力ありがとうございました。
尚、私自身は2期目途中までは時間制限に反対していましたが、無制限にやればいいとは思わない、という点と、質の低い質問で時間を喰う議員側にも問題があると考え、自身の質向上に努めつつ、必要と考える時に議会運営委員会で時間延長を提案し、議論で決まった結論には従うという道を現在はとってます。ただ、6月議会いっぱいで議会運営委員会に出られなくなってしまったので、情報は急に入らなくなり、大変やりづらい状態です。対策を考えねば。
本議案の委員会への付託を省略=本会議で扱うことを、草の根以外の賛成で議決。
続いて、渡部市長による議案の提案説明。以下、市長の発言をメモがとれた範囲で「 」内に記します。
「市民の直接請求権は尊重することが望ましい。住民投票の必然性、有用性も認めている。市民の総意を住民投票で確認することも、二元代表制のもとでも必要性が生じつつあると考えている。
しかし本件は、長年抱える課題解決のため、廃棄物処理を安定的継続的に進めるため、議会や市民と協議して進めてきた。他に代替案がないと判断しており、代替案がない中、二者択一で市民に問うことは、責任を有する立場としてはできない。
何らかの実現可能な代替案をもって問うことが、為政者の責任と考える。議会を通じて議論し、議会の決定を踏まえてきた。直接請求だからと言って、住民投票を私から提案することは、私から議会との関係を覆すものである。
リサイクルセンターについては議会と調整して実現する、ということが昨年の市長選の際の私のマニフェストであり、その結果からも、交付金における国や東京都との関係からも、本事業は住民投票を経ずに実現すべきと考える」。終了。
続いて諸田経営政策部長から条例案全18条の補足説明と、市長意見書の朗読。10時46分に終了。
議長から「請求代表者が意見を述べる機会をつくることと、その際の人数を決めることが必要」とあり、「8月28日10時から3人で15分間としたい」と諮られ、草の根も含む全員の起立で議決。
ということで、来週火曜日(28日)午前10時から、請求代表者3名に意見陳述をしていただき、それも踏まえて各会派から質疑、討論、採決という流れになります。
質疑に立つのは、自民党が肥沼議員、公明党が伊藤議員、共産党が福田議員、変わろう!議会・東村山は私。草の根はわからず、その後、島崎、赤羽、奥谷の各議員の順になります。
明後日(23日)から28日までの臨時議会は、「(仮称)秋水園リサイクルセンターを12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例」について審議、採決するために開かれます。
今回の直接請求に対する私自身の考えについては6月19日の記事に書きましたが、ツイッターを通して「リサイクルセンターの論点とは?箇条書きで」と問われましたので、私なりに改めて整理してみたいと思います。
まずそもそもの論点としては、
1.施設整備の必要度・緊急度をどう見るか
2.課題解決のためにどこまで金をかけるべきか
ということだと考えています。
その上で、
3.行政は市民が判断に必要な情報を的確かつ十分に提供してきたか
4.議会は合議・議決機関としての機能を果たしてきたか
という点が問われており、「納得がいかない」「全く不十分だ」「議会には任せておけない」とする方たちが提起したのが、今回の住民投票を求める直接請求だ、と私は受け止めています。
そして、今回の条例案をめぐっては、
5.さらなる見直しは必要か 可能か
という点が争点になるだろうと思います。