都議会改革は誰の仕事なのか(その1)

早稲田大学マニフェスト研究所の中村健事務局長が書かれている「希望の塾と都議選の矛盾(上・下)」と題した読売新聞の記事を読みました。
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この間の問題の本質をわかりやすく、しっかりと明らかにしてくださっていると思いますので、ぜひご一読を。

私も、小池都知事がこれまであまりにも見えなかった都議会を見える化している功績は大変大きく、殆ど有権者の監視の目が入らなかった都議会に注目が集まっていることは本当によかったと思っています。

その上で、地方自治体における首長と議会の関係は、国政のそれとは全く違い、与党・野党という仕組みではありません。知事とねんごろな集団を新たにつくるのであれば、これまでの都議会自民党の焼き直しになるだけに思えます。
さらなる見える化にも大いに期待するものですが、それは本来は都議会自身の手で進められるべきものではないでしょうか。
現職の都議会議員の方々にこそ、目先の損得で人気者との距離ばかり気にするのではなく、自らの手で議会改革、都政改革を断行することを期待し、託したいという思いがしています。

2年半ほど前に都議会のことを語る貴重な機会をいただいたことを思い出したので、その2としてまた書きます。

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