6月定例議会の報告&賛否一覧

今週2日(火)に閉会となった6月議会。

まず賛否一覧をアップします。あくまでも私が当日のメモをもとに作成しているので、間違えのないように記したつもりですが、あるかもしれません。その場合は速やかに直します。議会として正式なものは、8月15日号の議会だより最終面に掲載されます。

★市長提出議案はすべて可決。但し、保育所利用者負担の議案には附帯決議

 10月からの幼児教育・保育無償化を実施に移すための保育料(利用料負担)条例の改正では、かえって負担増になる世帯が出る恐れが完全には払拭できないことから、議案に賛成した会派も反対した会派も一致して「そうなることのないよう十分配慮すること」を求めた附帯決議を行いました。

議案第39号「東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例」に対する附帯決議

本条例改正は、当市において幼児教育・保育無償化の対応を図るためのものである。よって東村山市議会は、施行にあたっては、以下の2点について求め、附帯 決議とする。

一.従前に比して実質的に負担増となる利用者世帯を発生させないよう、十分に留意すること

一.利用者、事業者に丁寧かつ十分な周知を図り、混乱を生じさせないこと

また、最終日には、認可外保育所利用者への補助拡大や、運動公園のSL解体撤去費用を含む補正予算を審議しました。

このうちSL解体撤去費2,030万円については、劣化した車体に使われているアスベストの危険も去ることながら、土台の枕木の劣化によって車体の転倒事故の危険がある、という指摘を調査したJR関連会社から受けたそうです。

修復には錆落としや塗り替え以前に、総重量90トンの車体を一時的に移動させなくてはならず、それに5千万円かかること。危険を放置はできないので即時撤去を決断した、とのこと。

そうは言っても、劣化度調査の中身が議会には示されず、一刻を争う状況か否かの客観的な材料に乏しいこと。一方で他自治体の成功例等から保全を求める声もあり、これまで渡部市政はプロセスを丁寧に進めてきことからも、「セカンドオピニオン」をとって判断する方が、いずれの結論にしても納得度が高くなると私は考えました。

そこで他の会派とともに修正案を用意し、議題に追加する動議を提出しましたが、10:14で否決となり、日の目を見ることなく終わりました。

この結果、SLは8月いっぱいには撤去される見込みです。

コメントは受け付けていません。