今週20日(月)夕刻、12月定例議会が全ての案件を終えて閉会となりました。
30分後には全議員の賛否一覧表を作成してSNSにアップしたのですが、ブログへの掲載を怠っておりました。すみません。
今議会で審議に時間を要したのは、初日の「スポーツセンター指定管理者の指定」と、最終日の「一般会計補正予算(第5号)」でした。
スポセンの指定管理者は5年ごとに2度更新されてきて、今回が3回目の選定でした。
2つの事業者が手を挙げた中で、「東村山スポーツプロモーションJV」が選定委員会において僅差で競り勝ち、候補者として議会にかかりました。
ビルメンテナンス業の「協和産業」とJVを組んだ「東京アスレティッククラブ」は東中野に本社があり、多摩地区をはじめ全国の自治体のスポーツ施設を中心に管理者としての実績が豊富で、今回の選定ではオンライン申込みシステムの導入、混雑状況のリアルタイム配信、託児スペースの設置、障害者用トレーニングマシンの設置、出張事業やeスポーツ体験会の実施等、指定管理料の実質的な減額提案等が評価されました。
個人的には、かつて一般質問でも取り上げた「障害者スポーツ指導員」を置くとされていることを評価したいと思います。
「一般会計補正予算(第5号)」は、最終日の本会議で審議し、子育て世帯への子ども1人10万円を現金一括で支給すること、3回目のワクチン接種へ向けて必要な予算や、成人式をオンライン併用で行う費用等を盛り込むもので、36億9,322万円の予算を24人中23人の賛成多数で可決しました。児童手当給付世帯には恐らく今日手続きが行われ、それ以外の対象世帯には1月下旬に通知が届きますので、忘れずに申請してください。
あ、既にアップされていますね。★市HP「子育て世帯への臨時特別給付」★
大事な報告をもう一つ。
私も所属する政策総務委員会で審査し可決、最終日の本会議でも自民党以外の賛成多数で可決したのが、「沖縄戦戦没者の遺骨を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書採択に関する陳情」でした。
本来であれば全会一致で採択すべき陳情と考え、委員会では重ねてそう発言しましたが、残念ながら届きませんでした。しかし、普段は自民党と足並みを揃える公明党も「人道的見地から賛成」とし、同名の意見書も25名中17名の賛成で通すことが出来ました。