1年が経ちました。

父が86年の生涯を閉じて今日で1年。早いです。

去年の今日、介護用ベッドをエアを使ったものに交換することになり、午後2時頃に実家を訪ねました。
3時頃に交換は終了し、一層軽くなっていた親父をお姫様抱っこして新しいベッドへ運び、寝かしました。
息苦しそうではありましたが、頭脳は全く衰えておらず、ゼロゼロしながらも私に向かって一生懸命に話をしてきました。
「何にもできなくてすまなかったな…」などと口にするので「ひっぱたくよ」と答えると、「お尻ペンペンするのか?」と冗談めかして応えた父。
「タバコ…」と言うので抱き起こし、火を点けたものをくわえさせたら、軽く吸い込んで頷いていた父。
結局8時まで枕元にいて、「また明日来るから」と母に託して帰路についたら、20分後に母から「お父さんが息をしていない」の電話。
踵を返したけれど、父は全てをやり切ったように静かに眠っていました。

もう1年…でも、春夏秋冬、いろんなことが巡りました。

今朝は9時からの議会運営委員による協議会に出席した後、全員協議会は休ませてもらい、予定していた一周忌法要を府中のお寺で無事に済ませました。
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お経が何を言っているのかが不思議なくらい頭に入ってきて、ご住職の説法がこれまで以上に心に沁みました。

その後、立川に場所を移して母を囲んで会食。
上の弟は仕事で来られませんでしたが、妹と下の弟、そして孫であるうちの2人の娘。
そしてもちろん母。
それぞれに、じいちゃんとの実にどうでもいいことを覚えていることが可笑しくもあり。

母がまだまだ元気でいてくれることを祈りつつ、私は仕事に戻りました。

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