今週金曜日(20日)と土曜日(21日)、「都市計画道路3・4・10号線及び3・4・31号線整備事業 説明会」が開催されます。
お時間あったら、ぜひご参加ください。
①4月20日(金)午後7時~8時半
②4月21日(土)午前10時~11時半
会場は、いずれも中央公民館3階大ホールです。
さてさて、道路の番号で言われてもなかなかわかりませんので、少し説明を加えます。
この地図の一番西側(左側)の3・4・31号線の起点は、東村山駅西口から東大和へ向かうバス通り(都道)の、増田コーポレーションさんの西側(コインランドリー付近)です。
北方向へ向かって、現在はクランクのようになっている変則四差路(正福寺の少し手前)のあたりで3・4・31号線は終わり、そこから東側(右方向)へ横一文字に向かうのが3・4・10号線です。
この路線は、そこから弁天池の北側(小さな公園やトイレのあるあたり)、その東隣の梅林の北側(現在は買収が終わってシートで覆われている)を通って、八国山保育園の園庭南側に接するように線路へ向かって登り、以前はJA(農協)のあったところを抜けて、立体化する西武線をくぐります。線路の東側へ出たら、現在の府中街道とは久米川町4丁目交差点の少し南側で交わり、さらに東進します。
その先は、現在、工事が進みつつある新たな府中街道(3・3・8号線)(くら寿司のあったところからマツキヨ、うな正さんの西側を抜け、毛受理容室さんの元のお店のあったところ~さくら通りまで)と久米川町4丁目地内でぶつかって終点となります。
東村山駅付近が高架化されると、駅の北側にある踏切(関田酒店さん前)と、南側にある踏切(鷹の道)は解消されますが、西口駅前と東口駅前が車道で直結することはありません。
今回説明会が行われる道路は、駅付近を避ける形で西武新宿線の東西を結節するものです。
今後、上記の3・4・31号線の南端がさらに南へ延伸し、東村山駅西口前の餅萬さん前から60mだけできたままで止まっている3・4・9号線がもう少し西へ向かって整備されたところでぶつかり、さらに南へ向かって、美住リサイクルショップの庭(駐車場)部分を通り、現在の浄水場信号よりも少し野口橋寄りで新青梅街道にぶつかるところまでは、10年か15年、20年程度かけて徐々に整備されていくものと思われます。
では、いつまで、どこまで、現在の住宅や農地や林をつぶす形で新しい道路を造り続けるべきなのでしょう?
人口急増・経済急成長期だった1960年代に都によって計画されて55年も経っている、それ以上の都市計画道路……今回の地域で言えば、「3・4・9号線(野口町~廻田町~武蔵大和駅付近)」や、「3・4・10号線(正福寺~四中南側~折笠歯科さん付近~狭山公園前)」を何十年経っても完成させることを目指すのかどうか。
これまで議会で幾度か議論させてもらってきましたが、最近は以前のような「300年かかっても全部整備する」という姿勢とは変わってきています。
一方、計画の廃止には、補償問題をはじめとして法的な整備が不可欠な面もあります。
国や都の動向も見定めて、時期を逸することなく大いに議論されるべき問題だと考えています。