新しい年・2023年が始まって3日目。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
子どもたちが巣立って数年が経ち、改まって正月らしいことをすることも、なんちゃってお節料理を仕込むこともなく、佐藤家の味・鮭入り膾(なます)と雑煮だけをつくったくらいで、かなり通常運転に近い形での年末年始となっています。
大みそかはDining mogumoguで年越しそばと、美味しい肴で稀少な日本酒をいただき、大満足。ごちそうさまでした。
元日の多摩湖は、澄み切った空と明るい陽射しに溢れていました。
今年は、暦が還ると書く年男です。いくつになってもジタバタしながら毎日を生きていますが、必要とされて仕事ができることへの感謝を忘れずに、責任を果たす一年にしたいと思います。
昨日(2日)は気心の知れたおじさん&おばさんチームで新春国立名人会@国立演芸場へ。
お正月らしく獅子舞で幕が開き、お目当ての柳家三三さんで初笑い。中には首を傾げるほど面白くないベテランさんもいましたが、まあ玉石混淆なのが寄席の味でもありまして。大トリはもう一人のお目当てだった柳亭市馬さん。
三三さんも、市馬さんも、出て来て座って一声発するだけでどことなく漂う品の良さと、艶と張りのある声が魅力の噺家さん。お二人とも柳家一門だし、三三さんはお弟子さんだったこともあり、大好きだった小三治さん譲り、という感じがします。
帰り道、西武新宿駅近くの餃子がウリの酒場でささやかな新年会。右を見ても左を見ても若者ばかりのお店の平均年齢を一気に引き上げてまいりました。
今日は、年末から積み残しになっていた宿題を数時間やってめどをつけましたので、明日から通常運転に戻ります。