財政の見える化を進めたい

昨日(10月7日)付で、東村山市の令和8年度予算編成方針が公表されました。

決算審査を通じて市議会として市長へ一致した提案なり要望ができるレベルには私たち議会が到達していませんが、市議会が決算を確定させてから市長が次年度方針を示すという流れは確立されています。

ヨッシャヨッシャで予算がつけられた時代はとっくに終わっていて、何処を絞るか削るかが問われている今、これまで当たり前だった補助金や手当や施策を減らしたり無くしたりする作業が予算編成では不可欠になっています。

当然、不平不満は出るでしょうが、だからこそ、「予算編成過程の見える化」を進めることで、何故自分たちの要望よりも他の要望が優先されたのか、何故自分たちへの補助事業は縮小されたのか等を知って、自分の頭で考えてもらうためにも、必要ではないですか?と問い掛け、議会で重ねて議論をしてきました。

情報公開、情報共有、住民参画は自治の基本中の基本なので、現市政においても重要な柱となっていて、それまでが酷すぎたこともありますが、この18年間で大いに前進したと私は受け止めています。

そして中でも重要なのは、最も見えづらい「財政」分野だというのが私の変わらぬ考えです。

市長からは、「査定の過程などを公開することで却って混乱や誤解を生じる恐れが否めない」旨の答弁があり、わからなくはないのですが、それでも進めることの必要性の方が上回ると考えています。

予算編成が今後どのように進むのか、については、市長がご自身のFBに書いておられますし、令和7年度以前の市HPの内容をご覧いただけるとご理解いただけると思います。

皆さんの生活への影響は?~9月議会の議決結果

9月1日から続いた定例議会は、10月3日(金)21時半近くにすべての案件に結論を出して閉会しました。

いつも通り、全議員、全案件の賛否一覧を作成しましたので、まずご覧になってください。

市長から提案された議案は17件で、全会一致での可決(または認定、同意)が3件、賛成多数が14件。

市民からの請願1件は全会一致で採択(可決と同意)、陳情4件のうち1件は全会一致で採択、1件は賛成多数で採択、2件は賛成少数で不採択。

そして同じ課題をめぐって考えの違いから2件出された議会基本条例の改正に関する議員提出議案は、もともと最終日の議題となっていた第2号を賛成多数で可決、当日動議を経て出された第3号は賛成少数で否決となりました。

毎年、9月議会最大の意義は前年度の決算を議論して認定するか否かにあり、令和6年度決算も5つの決算議案(市長提出議案33号~37号)については5日間の決算特別委員会での議論を経て、すべて賛成多数で認定となりました。これを受けて、今週中には市長による令和8年度予算編成方針の発表があるはずです。

27号の可決により、コンビニのマルチコピー機を利用して住民票や印鑑証明書等を取った場合は市役所窓口よりも手数料が安くなりますし、繁忙期に10円お試しキャンペーンも実施されます。

28号を可決したことで、今月(10月)から0歳~18歳までの医療費についての所得制限が撤廃されました。

また29号の可決で、これまで診療1回あたり200円必要だった窓口負担金が、来年4月から不要になります。

32号の可決で一般会計補正2号が成立したことで、65歳以上の定期接種となった新型コロナワクチン接種費用に1人当たり1,000円の補助が出て、自己負担額は6,500円なります。これも10月1日からスタートしており、来年3月末までの措置です。

「手話言語条例の制定を求める請願」は、東村山市の聴覚障害者の皆さんから提出されたもので、厚生委員会に続いて最終日の本会議でも全会一致で採択となりました。当事者の方々が大勢、手話通訳の方たちと共に傍聴席で見守ってくださいました。ありがとうございました。

請願や陳情に法的な拘束力はありませんが、全会一致には賛成多数とは違う重みがありますし、東村山市議会では採択した請願や陳情が放置されることのないように、その処理経過及び結果を報告することを地方自治法第125条の規定に基づいて市長に請求しています。

同様に、陳情4件のうち採択となった2件について、同様の請求を行うことを議決しました。

最後に、最終日に3時間近くかけて侃侃諤諤の議論となった「議会基本条例」第4条「会派」規定の改正については、長くなりますので次の投稿でご報告します。

映画「揺さぶられる正義」を観て思う

昨日(28日)、通い慣れたポレポレ東中野へ「揺さぶられる正義」を観に行きました。

映画「揺さぶられる正義」公式サイト

今この時も冤罪を作り出している恐れの強い刑事裁判の問題点を突きつける129分間。

警察、検察、裁判所の責任の重さと共に、確定もしていないのに警察や検察だけの情報を元に「やったに違いない」と思わせる報道にも、簡単に信じてしまう私たちにも責任があることを痛感します。誰にとっても私にとっても明日は我が身かもしれないのに、本当に無自覚で無責任な話です。

今西貴大さんが犯人とされた「今西事件」の時、報道を観ていて「ひどい親だ」「若い義理の父親は危ない」などと思った記憶があるし、山内泰子さんが犯人とされた「山内事件」の時も、「おばあちゃんでもやる人がいるんだな」などと言いながら疑いもせずに報道を観ていた自分がいた気がします。

お二人とも弁護団の丹念な反論により逆転無罪が確定していますが、私はそれをこの映画を観るまで知りませんでした。共犯同様です。

上映後のトークは、監督の上田大輔さんと、「それでもボクはやってない」の周防正行監督。

冤罪を生み続ける社会を変えるには、地道なようだが再審法改正を法制審議会任せにせず市民の力で、と周防監督。

絶望をベースにこの映画をつくったけれど、希望の灯を渡してもらえたら、と上田監督。

冤罪がつくられつつあるのではないか、と思わざるを得ない事案が今、身近にもあり、大変心配しています。

少なくとも、全面否認が伝えられている案件に対して、一方的な報道を元に「やったに違いない」などと絶対に思ってはなりませんし、冤罪の可能性も頭において冷静な目で推移を見守りたいと改めて思います。

8月7日には。劇映画でしたが「でっちあげ」を所沢のレイトショーにギリギリ滑り込みで観て来ましたが、冤罪を生む社会をどう変えていくのか?地方議員としてというよりも一人の大人として考え、小さくとも行動に移していかなくてはいけない…と思っています。

決算審査と予算編成のサイクル~決算審査最終日を前に

本日の決算特別委員会4日目、夕方に一般会計の質疑が全て終了したので、明日は討論(賛否とその理由を述べる)を、決算認定に反対の会派、賛成の会派、反対の会派、賛成の会派…の順で行い、採決を図ります。

その後、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の3特別会計、下水道の順で審査、採決し、5日間の委員会は閉会となります。

議会としての結論は、10月3日の9月定例議会最終日に、決算特別委員会に所属しなかった議会選出監査委員(村山じゅん子議員)と私(副議長)も加わった上で採決を図り、確定させます。

そして、決算の確定を踏まえ、議会閉会後に市長は速やかに来年度予算編成方針を公表し、具体的な留意点を記した副市長名での「依命通達」が発出され、2月初旬に向けて予算編成作業が一気に動き出すというサイクルになっています。
➡令和7年度の予算編成がどのように進められたかは市HPのコチラからご覧いただけます。
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/gyozaisei/gyozaisei/yosan/zaisei20241003.html
今年も10月第2週には、「令和8年度予算」というページが登場するはずです。

前市長の時代(平成18年まで)は、決算特別委員会は9月議会閉会後の10月~11月に開催されたので、決算の確定は12月議会初日でした。つまり、議会の意思や意向を次年度予算に反映させるつもりはなかった、ということになります。

右肩上がりの頃は、予算に比べて「終わったこと」である決算は軽んじられていたのは、全国的なことでしたが、「それではいけない」と気づいた自治体から、予算編成に入る前に決算を確定させる流れになりました。

東村山市議会でも決算委員会の委員は、その頃までは全議員のほぼ半数で済ませていたことも、決算軽視を体現していたと思います。

また、議会において示された会派の見解を市長サイドが尊重する義務は制度上ありません。増してや表舞台である議会ではなく、会派要望という形で議会の外で市長に対して賑々しくあれこれ求めるのが全国的に当たり前のようになっていますが、それこそ本来は何ら制度的裏付けのない行為です。

議会が本来行うべきことは、決算審査を通じて明らかになった課題を、たとえ1点でも2点でもよいので議会内で共有、合意した上で、議会として附帯決議なり附帯意見なりの統一見解にまとめ上げ、市長に対して次年度予算編成に反映させることを求める、ということです。

「決算 附帯決議」とか「決算 附帯意見」と検索してみると、多くの議会で必要に応じて行っていることがわかると思います。会派や会派に属さない議員ごとに己の見解「討論」を述べるに留まっている東村山市議会は、まだまだ未熟な議会であることを認めざるを得ません。

一般質問は「生物多様性ひがしむらやま戦略」と「子どもの人権を最優先にする保育」

明日(4日・8人)、明後日(5日・7人)、8日(月・7人)の3日間は、22名の議員が一般質問を行います。

一覧表はコチラ👇で、全員の通告書は市議会HPからご覧いただけます。

私は8日(月)の3番目なので、11時過ぎからではないかと思います。私より前の2人次第では午後一番かもしれません。

今回取り上げるのは大きく2つ。通告した内容を、通告書の画像とテキストで掲載します。

1.「生物多様性地域戦略」の策定を「みどりの基本計画」見直しのエンジンに

 記録的な猛暑が続くこの夏。気候変動に起因する災害や景観の喪失、食糧危機、生物多様性の低下等、課題は深刻さを増す一方であり、地球環境の保全、回復には、主体を超え、従来の発想や枠組みを超えた対策が急務と言われる。市では推進中の「みどりの基本計画2021」について、毎年度、目標の達成状況や事業の実施状況を点検・評価し、達成状況の市HPで公表しており、令和7年度は中間見直しの年としている。この間の達成状況を概括的に確認すると共に、後半5年間とその後も見据えた政策の方向性、重点施策の展開について議論したく、以下質問する。

1)「みどりの基本計画2021」前半5年間の評価と見直し作業について

①毎年度公表されている評価結果を踏まえ、達成状況と課題を柱ごとに概括的に説明願いたい。

②計画では「報告会の開催等を通じて計画の進捗管理に市民意見を反映する仕組みを検討」「みどりを取り巻く状況の変化を踏まえ、必要に応じて計画の改定や見直しを行います」としている。見直しについての方針、検討のポイント等をどのように考えているのか、緑化審議会や市民団体との協議はどう進んでいるのか、進めていくのか伺う。

2)生物多様性地域戦略の策定を早期に

①東京都生物多様性地域戦略とは何か。位置づけ、対象地域、計画期間、戦略が及ぼす当市への影響、効果等、説明願いたい。

②生物多様性基本法第13条では「都道府県及び市町村は、単独又は共同して(地域版の戦略策定を)定めるよう努めなければならない」と規定している。当市の現状と考えを伺う。

③東村山市の自然資源と保全上の特徴についての現状認識を確認したい。

④特に、狭山丘陵や柳瀬川、空堀川等、複数の自治体と連携、協働した取り組みが不可欠なグリーンインフラを多く抱える当市として、どのように取り組んできたのか、取り組んでいくのか伺う。

⑤「ネイチャー・ポジティブby2030」「30by30」「自然共生サイト」について説明願いたい。30by30に当市として取り組むことは、単に「行政が税を投入して既存の緑を守る」だけではない意味や利点があると考えるが、認識を伺いたい。

⑥所沢市は2021年4月に「生物多様性ところざわ戦略」をスタートさせ、様々な取組みを進め、積極的な発信も行っている。戦略の概要と、「生物多様性の保全・回復の取り組みに向けた3者連携協定」「所沢市と西武グループによるネイチャーポジティブ宣言」について説明願いたい。

⑦当市として、ネイチャー・ポジティブ(自然再興)を明確に掲げた上で、所管の壁を超えた政策の連携と一体的な実現へ歩み出していただきたい。みどりの基本計画2021の見直しと、さらなるその後も見据え、市長のお考えを伺う。

2.子どもの人権を最優先にした保育の実現のために

 「不適切な保育」をめぐる事件や報道が後を絶たない。事案の内容や背景には差異があるが、共通しているのは、従来の人権意識ではもはや通用しないという認識が不十分なことと、初期の対応の失敗にあると言われている。当市では今のところ表面化した事案は聞かないが、決して他人事ではないので、何かが起きてしまう前に仕組みを整備することが急務と考え、現状を確認すると共に、早期の取組みを求めて以下質問する。

1)不適切な保育の実態と市の取組みについて

①過去10年ほどで市として把握している不適切保育の事案があれば、概要について伺う。

②市として、不適切保育をどう定義し、どのような対応、対策を講じているのか。

2)今、市に求められることとは

①不適切な保育が起きるのは何故だと考えているのか伺う。また、今後起こさないために、市としては何をしていくのか。

②それでも不適切な保育が発生することは避けられないとは考えないか?早期にリスクの芽を察知し、重大な事案に至らせないことは、事業者の責務であると共に、市が担わなければならない重要な責任と考える。事業者が悩んだり困ったりした時に、日頃から相談できる体制を市は整えているか。

③重大事案の発生を受けて対策を講じる自治体が多い中、平時から公私立すべての施設をサポートする武蔵野市の未然防止の取組みが注目されている。内容を確認の上、受け止めを伺う。

9月議会が始まりました

ブログの更新、約2か月ぶりになります。SNSで繋がっていない方には何も発信していない状態であり、大変申し訳ありません。

暑い暑いと毎日言っているうちに、9月議会の時期になりました。

一昨日から10月3日までを会期とする9月定例議会。

今議会の開催告知ポスターは、広報広聴委員会の山田たか子議員による作です。

市長からは令和6年度決算関連の5件を含む議案13件、市民の方からの新たな陳情、継続審査中の請願・陳情等、22名の一般質問等、順次進めていきます。日程は次の通りです。※以外は午前9時30分開会

9/1(月)本会議…市長所信表明/議案審議・議決

9/4(木)5(金)8(月)一般質問

9/10(水)政策総務委員会/まちづくり環境委員会(※14時)

9/11(木)生活文教委員会

9/12(金)厚生委員会

9/16(火)議会運営委員会

9/19(金)22(月)24(水)25(木)26(金)決算特別委員会

10/3(金)本会議…委員会付託議案の報告と採決/追加議案審議・採決他

一昨日の初日は9時半に開会し、市長の所信表明が60分強あった後、即日で結論を出す必要があった議案の審議に入りました。議案と賛否一覧は次の通りです。

最も審議に時間を要したのは、第31号「萩山公園整備工事請負契約の一部変更」で、13時半から休憩を挟んで19時近くに賛成多数で可決となりました。論点は、当初契約額の約2割増という金額の大きさと、その要因(やむを得ないものか、プラスアルファ的なものか)、多岐に及ぶ項目の理由、そして何よりも間もなく工事完了というタイミングで議案が出されてきたことへの信義面での疑義でした。

私も、よりよいものにしたいということ自体は理解するものの、議会で議決した金額を超えてまでやるべきか否かの判断はいつ、どう行われたのか?この議案はいつ出されるべきであったのか?という疑問を抱きながら質疑に立ちました。私を含む複数の議員の質疑に対し、所管部長に加えて市長から経過について一定の反省と改善への検討の意向が示され、変更内容についての疑義は無いと判断したので賛成しましたが、今後へ向けた課題を残すことになったと思います。

また、議案38号「固定資産評価審査委員会委員の選任」は、委員3名のうち、これまでは市の税務業務で管理職を務められたOBの方にお願いしてきた席を、今回は弁護士さんにしたい、というもので、公明党の伊藤真一議員と私が質疑に立ちました。

これまで務めてくださった方々が公平、公正に徹してくださったことにまず感謝しつつ、変更した理由、新たな候補者の選任理由等を確認したところ、市長からは「これまでの行政OBも厳正に審査してくださったが、万が一紛争等があった場合に中立公正性が問われることもあり得ると考えて弁護士にした」旨の答弁があり、1名以外の賛成多数で同意となりました。これまで市長提案の人事には反対を貫いてきた草の根市民クラブが、子安じゅん議員が「中立性の疑義がある程度解消された」と賛成討論を行ったことが印象に残りました。

明日(4日)、明後日(5日)、8日(月)は、22名の議員が一般質問を行います。今回は議席番号の大きい順です。

全議員の質問一覧はコチラ👇です。それぞれの通告書は市議会HPからご覧ください。

東村山市に「子どもの権利」を根づかせるために

8月2日(土)13時半~15時半@サンパルネのホールで、「こどもの権利シンポジウム」が東村山市としては初めて開かれます。

「子どもは保護、庇護の対象だが、主権者と言い切るのはどうかと思う」という考えが根強かった東村山市が、子ども・若者の権利を保障にするまちとして歩んでいけるのか?

とてもとても大事なキックオフになると思っています。

「第一人者である土肥潤也さんを招くってことは、本気でやるというメッセージですよね?」と市の担当に迫っています(^^;

誰もが日々忙しい中で、「参加してください」と言うには締切が早いことが気になって、確認しました。

先日の自殺対策シンポジウムも、第一人者をお呼びしながら会場ガラガラでしたから。

今回は、講師やパネラーに対する質問を事前に投げ掛けられるようにしたいので締切を早めに設定したのだそうです。

半分納得ですが、定員に満たないのに締め切ったりしないように、100名の定員を超えて120でも130でも来てもらえるように、私も声掛けを頑張るので、一人でも多くの方が参加くださるように力を尽くしてください、と伝えました。

引っ張りだこの土肥さんの話を直接聴ける機会です。強い関心をお持ちの方はもちろん、事前質問をするほどではないけれど覗いてみようかな、という方も、質問欄は埋めなくていいので、ぜひいらしてください。市外の方も大歓迎です!

ぜひぜひご予定ください(^^)/

#こどもの権利

#東村山市

#土肥潤也さん

恩人の死

7月5日の朝です。6月議会の報告もせぬまま、日々慌ただしく過ぎていきます。結果報告、この後の記事でアップします。

今朝、また一人、恩人の訃報が届きました。
22年前、右も左もわからないで飛び込んだ市議会。直後にたまたま訪れたお店で声を掛けてくれた職員さんでした。「空飛ぶ三輪車で働いていたという新しい議員さんだろ。俺は職員だけど、保育園に居たことがあるんだよ。よろしくね。」
完全に一人ぼっちのスタートだったので、どれだけホッとしたことか。

以後、在職中はもちろん、退職後もいつもずっと気にかけてくださり、落ち込んだり疲れた時を見透かしたように電話がかかってきました。
「佐藤さん、元気か?人生、財産は人だぞ、人。金でも名誉でもないんだよ。エラそうな議員なんかになるなよ。人のために生きてくれよ。ちゃんと見て応援してるからな。なんかあったらいつでも連絡くれよな」と。
ヘビースモーカーだったので電話越しに咳込むのがいつも心配でした。

最後に会ったのは、コロナ明けにお見舞いに訪ねた時。
毎日書いているというノートを見せてくれて、あの人、この人、昔の仲間や後輩のことを詳しく話してくれ、「来てくれてありがとう。期待してるから、からだ大事にがんばってな」と。
病院5階の窓ガラス越しに車椅子から名残惜しそうに手を振ってくれた姿が鮮明に焼き付いています。

あなたのお陰で今があります。
本当にありがとうございました。合掌。

あすのば10周年 2ndステージ開幕式 

あすのば10周年記念の会。

予定が重なってしまって途中からの参加になりましたが、最前線の方々をパネラーに開かれたシンポジウムは語られたことが重要過ぎて、脳みそグルグル状態でした。メモをあとでアップしようとしようと思います。

▷シンポジウムのコーディネーターをされた朝日新聞の中塚久美子さん( https://www.asahi.com/comment/commentator/nakatsuka_k.html
、パネラーを務められた認定特定非営利活動法人Learning for All代表理事の李炯植さん( https://learningforall.or.jp/ )とは、泉房穂さんを招いて開催された一昨年の「地方議員フォーラム」以来。 
#learningforall

▷終了後開催された交流会は、敬愛する代表理事·小河光治さんのご挨拶、キリン福祉財団の大島宏之さんの乾杯でスタート。

続々と登壇される方々の1分スピーチを聴きながら、こんなにも子どもや若者の幸せを願って最前線で命懸けで活動されている方々が全国におられることに胸打たれ続けました。

今回も新しい出会いに恵まれ…

▷「佐賀からです」と名刺をくださった谷口仁史さん。存じ上げないことが恥ずかしくなるくらいの方でした。


student-support.jp/about/
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2015065500SA000/

▷「私は長崎から。谷口さんは本当にスゴい方です」と降壇後にお話しくださったのは、一般社団法人ひとり親家庭福祉会ながさき事務局長の山本倫子さん。
短い時間でしたが、実践の重みと緊張感が半端なく伝わってくるスゴい方でした。
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=857085270852124672#:~:text=%EF%BC%98%EF%BC%90%E5%B9%B4%20%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%AD-,%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%84%E6%9C%AA%E6%9D%A5%EF%BC%A0%E9%95%B7%E5%B4%8E%202022%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%EF%BC%9C2,%E3%81%AF%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%84%E7%A4%BE%E4%BC%9A&text=%EF%BC%8D%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%9B%B0%E7%AA%AE%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E8%A6%AA,%E3%82%92%E6%8E%9B%E3%81%91%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%82

▷「こどもソーシャルワークセンター」の幸重忠孝さんとも再会が叶いました。
https://cswc2016.jp/
22年前に子どもたちの現場から離れた私にとって、あすのばの小河光治さんを通じて十数年前に幸重さんと知り合えたこと、今でも感謝です。
#こどもソーシャルワークセンター

▷ずっとお会いしたかった、子ども食堂の名付け親と言われる近藤博子さんのお話を聴く機会にも恵まれ、公助と共助のあり方を大いに考えさせられました。
幸重さんとのスリーショットに収まってしまった責任を果たしたいと思います。
#気まぐれ八百屋だんだん

▷NPO法人自殺対策支援センター·ライフリンクの根岸親さんとも久しぶりにお会いできて、嬉しくて大事なお話をいろいろ聴くことができました。
ホントご縁に感謝です。
これこらもますますよろしくお願いします☺️
#ライフリンク

▷あすのばの皆さん、これまでの取組み、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
「2ndステージは10年もかけたくはない」という言葉を、地方議会に身を置く者として重く受け止めて帰路につきました。

#あすのば
#あすのば10周年

生きていて良かった、と思える死を迎えられるように…

土曜午後に開かれた市主催の「自殺対策シンポジウム」。

NPO法人自殺対策支援センター ライフリンクの清水康之さんのお話を地元の公民館で聴ける日が来たことには込み上げるものがあったけれど、これを機に東村山市が本気で対策に取り組むのか否か、それはまだわかりません。

第2期の対策計画のサブタイトルにも、今日のこの舞台上の看板にも書かれた「地域で『生きる』を支え合うまち」。

これを本気で進めるなら、 担当の健康増進課や健康福祉部、という話ではなく、「すべての政策の土台」を全庁的に築き直すくらいの覚悟が無ければできないと思います。この日の大義と言えることは、「自殺対策は、自治体にとって目的ではなく、命を支え合うまちをつくるために欠かせない手段だ」ということだと私は受け止めました。

基礎自治体が本気で取り組めば自ら命を絶つ人が減ることは足立区や荒川区等に学べば明らかで、それは掛け声や気持ちも大事でないとは言いませんが…

対策を着実に進める仕組みとそれに見合った人の配置、市附属機関のレベルアップ、政策サイクルの確立等々、具体的な仕組みやルールを整えることなしに進むはずがないのです。

この日、清水さんのお話を聞き漏らすまいとメモを取りまくりましたが、特に首がもげるほどに頷いた点は…「連携・ネットワークは性悪説で考えるべき」という指摘です。他の附属機関と同様、「いのち支える自殺対策推進協議会」も「連携・ネットワーク」を繰り返すだけでお題目に留まっていることが、実質的な動きに繋がっていないことの大きな要因だと考えてきました。

「言葉だけに留まるリスクを常に踏まえながら検証し、できていないならしっかり進めていく。停滞していないかチェックを繰り返し行っていくこと。市長が旗振り役を担って地域づくりとしてやっていくことが重要」という清水さんのご指摘が、市長、教育長、座長の胸に深く刻まれたことを祈る思いです。

清水さんはパネルディスカッションの最後にこんな話をされました。「ポイントは、生きるを共に支え合う、ということ。誰もがいずれ死を迎えるが、大切な人との別れは避けられない。誰もが限られた命を生きている。一瞬一瞬がかけがえのない時間。生きていて良かった、と思える死を迎えられるように…というのが自殺対策の本質。支援を通じて地域を支援し、支えられる地域を創っていきましょう」。

また市長は、「市でこのような自殺対策のシンポジウムを開いたのは初めて。平成27年に49人が自ら命を絶ち、その後も減ったとはいえ20人台後半が毎年続いている。救える命を何とかしたい。めぐりめぐって自分だって「助けて」という立場になるかもしれず、固定的な関係ではない。素直に助けてくださいと言い合える、そんなときは何とか助けてあげられる地域づくり社会づくりを進めていきたい」と締めくくりにおっしゃいました。

東村山市は今年1月、ライフリンクと「自殺対策SNS等地域連携包括支援事業における『連携自治体事業』協定」を令和7年1月15日に締結しました。SNSを通じてSOSを出した方が、ご本人の承諾を得てということになりますが、公的な機関に繋げるルートができたことは大切な取組みですし、思いとどまる方が一人でも増えることを願って伝えていきたいと思います。同時に、相談が市に来た際にどう対応するのか、その仕組みや実際の動き具合が役所中で共有、理解され、実際に機能するまで落とし込まないとなりません。

第2期計画が画餅に終わることのないよう、どうすれば掲げた対策が進むのか、議会としても議論を深めなければいけないと思いますし、やれること、やるべきことがあると考えています。

入れ込んできた問題だとつい語気が強まってしまいますが、こうして開かれた場が設けられ、100名ほどの方たちが共に第一人者のお話を伺い、市としての決意を聴けたこと、対策の重要性を共有したことは大事な一歩に違いありません。ご担当には感謝したいと思いますし、私自身ももっと頑張らねばと思っています。

#ライフリンク

#自殺対策

#東村山市

東村山市でも「生き心地の良い社会」づくりが進むよう願って

5月10日(土)14時から「『生きる』を支えあう自殺対策シンポジウム」が東村山市中央公民館ホールで開かれます。 日本の自殺対策を牽引し続けて来られたNPO法人自殺対策センター ライフリンク 代表の清水康之さんのお話をぜひせひ聴きにいらしてください。

私が初めて清水康之さんのお話をお聴きしたのは、2009年6月に足立区で開かれたシンポジウムでした。 自死された方のご遺族のお話や鼎談を通じ、自治体こそ対策の主体となるべきと教えられました。 近藤弥生区長さんの強い決意は今も忘れられません。 この時の記録をライフリンクHPで見つけました。

これを機に2010年12月議会で『「生きる支援」としての自殺対策について』を取り上げて以来、再三対策を提起してきましたが、2006年成立の自殺対策基本法が10年後に改正され自治体の計画策定が求められるまで、残念ながら当市が主体的に取り組むことはほぼありませんでした。

しかし5年前に最初の計画をスタートさせ、第2期計画の策定に合わせるように、市は今年1月にライフリンクと「連携自治体事業」協定を結びました。

自治体の対策次第で状況が変わることは、足立区や荒川区、秋田県などで明らかです。

今日は、清水さんの基調講演と共に、市長と教育長が参加する鼎談もあります。

今後の対策を決してライフリンク任せにせず、市が本気で(予算もしっかり付けて)取り組む契機にしてほしいですし、議会にもやれること、やるべきことがあると考えています。

ライフリンク20年のドキュメンタリー映像が公開されています。 お時間ある時にぜひご覧いただきたいです。

ライフリンク20年の活動記録 〜生き心地のよい社会をめざして〜

#ライフリンク

わかる! できる! 始めよう!地域発「気候変動政策」

NPO法人多摩住民自治研究所では、連休明けの7日(水)8日(木)に「第56回 議員の学校」を開催します。
今回のメインテーマは、【わかる! できる! 始めよう!地域発「気候変動政策」】。

最前線で活躍する専門家や実践者をお招きして最新の情報を共有すると共に、自治体が脱炭素に向けて取り組む様々な方法、地域からすぐに始められる具体的な対策、地域経済の活性化に繋がる目からウロコのアイディア等を、ご参加の皆さまと共に学び合い、考えたいと思います。

■日程:2025年5月7日(水)・8日(木)
■会場:都立多摩図書館セミナールーム(JR中央線西国分寺駅から徒歩7分) + Zoomによるオンライン
■プログラム:
【1日目 13:00~18:00】
①第1講「地域の脱炭素転換と地域発展」
歌川学さん(国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域主任研究員)
②実践報告 
*ところざわ未来電力(所沢市と民間事業者、地元金融機関、商工会議所により設立された地域新電力会社)
*こだいらソーラー・都甲公子さん(市民発電所づくりに取り組み、太陽光発電所7基を開設)
③ふりかえり&シェアタイム
※交流会(18:30~希望者のみ)

【2日目 10:00~16:30】
①第2講「子どもの権利が活かされる教育を、自治体で支えるためには」
荒井文昭さん(東京都立大学客員教授/ NPO法人多摩住民自治研究所理事長)
②第3講「自治体の気候変動政策と市民の取り組み」
吉田明子さん(国際環境NGO FoE Japanスタッフ)
③まとめの質疑応答・意見交換

会場参加と共に、オンライン参加やコマ単位での参加も歓迎いたします。
録画配信もご活用ください。
議員の学校と称していますが、市民の方は1コマ1,000円でご参加いただけます。一緒に学んでみませんか?

詳細やお申込みは特設サイトをご覧ください▶▶▶ https://tamajichiken.wixsite.com/gakko
尚、チラシには4月30日締切とありますが、5月2日までお待ちしております。
ご不明な点等ございましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。

私も法人の理事で企画運営に携わっていますので、お問い合わせや5月2日を過ぎて直前のお申し込みなどがありましたら、遠慮なくご連絡いただけたらと思います。

ご参加お待ちしています(^^)/

「まさたかミーティング」を明日(19日・土)開きます。

3月議会の報告や最近の状況、都議選情報等、あれこれ交換できたらうれしいです。

①朝まさたか 10~11時半@廻田公民館(第1)

②午後まさたか 15~16時半@市民センター(第5)

③夜まさたか 20~21時半@Zoom

※①と②は直接会場へ、③は次のURLからお入りください。

https://us02web.zoom.us/j/87698198314?pwd=8ukiSNL33ZRWbr64ny9Ay0HN7mokuG.1 ミーティング ID: 876 9819 8314 パスコード: 692272

自治日報に掲載いただきました(^^)/

本日(4月14日)付「自治日報」第4308号3面「議会」欄に寄稿の機会をいただきました。
編集部のご了解を得て全文を公開します。
「開かれた議会への一歩~傍聴規則の見直しを進めよう」と題し、標準傍聴規則が今年2月に改正されたことを受けて東村山市議会の取組みを中心に書きました。
ご笑覧くださいませ。

東村山市議会では2014年4月の議会基本条例の施行に合わせ、関係するルールを議員間で侃侃諤諤議論の上、現在の中身に見直しました。 私は後に続く人たちのためにも、仕組みやルールを時代に相応しいものに不断に見直すことが、私たちの仕事の中でも極めて優先順位が高いと考えています。

結語で触れましたが、議会の公開と参画を進めるためには、傍聴だけでなく「議会の当たり前」を見直してハードルを下げていくことが大切です。そういう意味で、東村山市議会の状況は全くもって道半ばだと思っています。ご意見、ご指摘、お待ちしています(^^)/

こうしてしばし足を止め、来た道を振り返り、行くべき道を考えて文字化することは、往々にして次また次、明日また明日へと動く毎日なので、ちょっとしんどいですが本当にありがたい機会だと今回も実感です。自治日報編集部の皆様、ありがとうございました。

#自治日報
#東村山市議会
#佐藤まさたか

3月議会を終えて~小学校給食の自校方式は維持すべきだと主張しましたが…

当日SNSにアップしたまま、こちらでのご報告を漏らしておりました。

2月20日から続いた3月定例議会は、すべての案件に結論を出して3月26日(木)19時前に閉会しました。

議会の方々も市役所の皆様も、大変おつかれさまでした&お世話になりましてありがとうございました。

ということで、閉会直後、いつものように全案件に対する全議員の賛否一覧をつくりました。

確認をしてから載せていますが、間違いがあるかもしれず。正式・正確なものは、公式発表をお待ちくださいませ。

私自身は全ての案件に賛成しましたが、最下段から2つ目の「6陳情10号 八坂小学校の給食調理室を改修、もしくは新築して自校方式の継続を求める陳情」は、反対する議員が多数となり不採択(否決)とされてしまいました。

民間のセンター調理に切り替えても、一切何も変わらない、後退しない、という教育委員会の見解に私は納得していません。小学校に関しては今後も自校方式を継続すべきだと考えていますが、東村山市はそこに掛けるお金がないので見直さざるを得ない、あるいは積極的に民間に切り替えていくという考え方があってもよいと思います。質は少し下がる、アレルギー対応も除去食以上の水準にすることは難しくなる。けれども財政の持続可能性からそちらを選択する、と説明されれば、論陣の張り方は変わって来るのです。

最終日の本会議では、生活文教委員会の下沢ゆきお委員長による報告に対して質疑をした上で、下記のような賛成討論を行いました。お時間があったらお読みください。

【6陳情10号に対する賛成討論】

本陳情を当然採択すべし、という立ち場で討論します。理由は、陳情にある4つの観点、そして陳情項目、いずれも至極真っ当なものと考えるからです。別の言い方をすれば、この陳情にNOという理由が私には今でもわかりません。 

敢えて言えば、現在の調理場を稼働させながらの更新は不可能でしょうから、一時的にセンター方式や弁当等での対応が必要になるので、「自校方式での給食提供を継続してください」の部分をどう解釈するか、ということはあるかもしれません。

建替えは建築基準法上の問題があって不可能だと私たちは聞いてきましたが、陳情審査を通じて、決して違法なわけではなく、困難性が高いと総合的に判断した、というレベルであり、自校方式を継続するために様々な選択肢を検討してシミュレーションも財政的な試算もしたが、万策尽きた、というわけではない、ということがわかりました。尚、この作業は行った上で、議会に対して説明されるべきだと申し上げておきます。 

現状での給食調理室の増改築は、実質的に難しいので、中学校給食のために新たに稼働する民間の給食調理センターを当面活用する、ということは、極めて妥当な判断だと私は思います。せっかく巨額の公費を投じてセンターを建設してもらうのですから、今後順次発生する給食室建て替えのバックアップにフル活用することを、むしろ積極的に提案したいと思います。 

しかし、今後発生するであろう学校建替え時にも自校方式の再開を検討することもせず、センター方式を継続、固定化するとすれば、それは東村山市としてのこれまでの当たり前である自校方式を捨て去るということであり、賛成はできません。これは、当市初の親子方式を導入するとしている青葉小と大岱小の問題にも言えることです。が、今回の委員会で、学校建て替え時には自校方式の復活もあり得ると受け取れる答弁があったことで、その可能性があるのだと理解しました。 

当市の小学校のすべてに給食室があって、調理員さんたちが働き、お昼近くになればいい匂いがしてくることや、食育を本気で進めるためにも、より高いレベルでのアレルギー対応を実現するためにも、それは長い間の当たり前の景色であり、これは決して贅沢でも何でもなく、全国的にもスタンダードといえる教育の大事な要素だと、私は考えています。 

けれども東村山市は、それをやめると言い出しているのです。将来的な財政や人材の確保ができないという確固とした見通しがあり、自校方式は優先順位が高くないので、こだわらないことにしたのか。 本当は継続したいけれども、万やむを得ず自校方式を諦めるのか。

事あるごとに政策転換の理由に使っておられる「あり方検討会」は、あくまで第三者に入ってもらって方向性を検討してもらう、政策形成上の一つの場に過ぎず、それが理由とされることはおかしいと考えています。市民に対して、=議会に対して、「総合的な判断」の中身をしっかり説明することが、政策の転換をする際には当たり前のことだろう、と思います。 

人口減少、縮小均衡の社会へ向かう中で、従来の当たり前からの政策転換が避けられず、反対意見が多く出るであろう案件が、すべての分野でこれから増えることは間違いありません。詳細が決まってから報告するとか、あり方検討会で出されたこと検討していく必要があるということを考えていると市長施政方針で示したとか答弁されていましたが、全く理解に苦しむところです。これは八坂小学校も含めて、ですが、仮に現場から、混乱を避けたいので少し待ってほしいという声があっても、コンクリートする前に市としてのしっかり説明することの重要性を解き、正面から説明し、現在の在校生と保護者だけでなく、広く市民の率直な意見を聴く場を設けるべきだと考えます。 

以上、本陳情を採択すべしという立場からの討論とします。