予算参考資料(議会事務局編)について

予算参考資料
おはようございます。佐藤です。
以下は今朝の東村山市議会事務局のツイートです。

★東村山市議会 @hm_city_gikai
26年度予算について効率的な審査ができるよう『予算参考資料』を作成しました。各課が作成し議会事務局が取りまとめたものです。市議会ホームページの3月定例会議案一覧「議案第34号一般会計予算」の欄に掲載しました。ぜひご覧ください。
平成26年度予算 参考資料
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3月議会の一般質問は

2月26日(水)に開会する3月定例市議会。
告示日の今日、市長から提出された議案一覧や、議会としての正式な日程は、今夕には議会事務局によって市議会HPにアップされる見込みです。

それに先立って先ほど11時締切で提出した一般質問の通告書。
全員分は同じく市議会HPに掲載されますが、まずは自分自身のものをアップします。

26年3月議会 一般質問通告書-page-001
26年3月議会 一般質問通告書-page-002 jpg

テキストはコチラです↓

1.待ったなしの「子どもの貧困対策」にどう取り組むのか

子どもの貧困対策法が1月17日に施行された。国としての基本はようやく整えられようとしているが、他の施策同様に国が何かしてくれるという時代ではない。つまり、最も住民に身近な基礎自治体の課題意識と主体性の差が、そのまま施策展開の範囲やスピードの違いとなって表れ、住民の幸福度の差異となりかねない。迅速な取り組みを求めて、以下質問する。

1)福祉、教育所管はそれぞれ、当市の子どもたちの貧困の現状をどう認識しているか。子どもの貧困率、就学援助率、ひとり親世帯の推移等の実態と、窓口などで直接、間接に把握している実情についてしっかり説明いただきたい。

2)同じく両所管に伺う。法が謳う「地方公共団体の責務」を踏まえ、自らの使命をどう受け止め、早急に着手すべき施策についてどのように考えているか。

3)貧困の連鎖を断つための具体的な手立てが求められる中、とりわけ深刻度を増す「ひとり親家庭」への支援については、国の社会保障審議会で議論が重ねられてきた。中間まとめ「ひとり親家庭への支援施策の在り方について」で示された概要とポイントについて説明いただきたい。

4)国は「ひとり親家庭への総合的な支援体制の強化について」として関係予算8億2千万円を26年度予算案に盛り込んだ。この方向性は今後さらに加速されると思われる。当市ではどう対応していくのか。

5)中学校卒業前後の支援について24年9月議会で問うたが、その後の取り組みについて伺う。高校進学支援と高校中退の防止、中退者の支援は、何よりも貧困の連鎖を断ち、本人の生きる希望を支えることになり、同時に納税者としての市民を育てることにもつながる。市教委として相談窓口を早急に明示し、関係する機関との連携を図り、高校卒業を支援していただきたい。

6)当事者からのSOSをワンストップでキャッチする仕組みは、いつになったら設けられるのか。自殺対策と同様に、当事者が抱える悩みは多岐に亘り、本人は混乱、混迷のただ中にあることが多い。だからこそ、全てを受け止めて仕分け、腑分けし、適切な機関につなぐとともに、課題解決まで寄り添うことは、最も身近な存在の基礎自治体にしかできない。

7)荒川区の「あらかわシステム」や日野市の「セーフティネットコールセンター」は当市ではどうすれば実現できるのか。実現できないのであれば、それを阻む要因は何か。それぞれの実践からしっかり学んでいただきたい。インターネットからの情報ではなく、生の声を聴いた上でお答えいただきたい。

8)最後に市長に伺いたい。18歳未満の市民の不幸度を最小にしていくことは、現在にも将来にも極めて大きな意味を持つと考えるが、いかがか。

2.教育委員会制度の改革を自治、分権の視点から主体的に進めよう

 教育委員会制度のあり方が大きく変えられようとしている。国における制度見直しの主たる論点をふまえつつ、当市としての考え方を問いたい。

1)文部科学省が「教育委員会制度について(初等中等教育局・25年2月)」の中で「地方教育行政について指摘されている課題」として挙げている以下の点について、市教育委員会としての見解を伺う。
・権限と責任の所在が不明確
・地域住民の意向を十分に反映していない
・教育委員会の審議等が形骸化している
・迅速さ、機動性に欠ける

2)中央教育審議会として「今後の地方教育行政の在り方について(審議経過報告・25年10月11日)」において「検討の視点」として挙げている以下の点について、市長の見解を伺う。
・教育長及び教育委員会の権限と責任の明確化
・政治的中立性、継続性・安定性の確保
・首長の責任の明確化

ニュースレター53号の配布を始めます

45年ぶりの大雪から一夜明け。
そういえば遥か遠い記憶で、住んでいた団地のベランダの高さまで庭に雪が積もったのを覚えているのですが、あれが5歳の頃だったのだと今回ようやくわかりました。

午前中3時間ほど汗だくで雪かきをしたら、左右の腕や腰にやや違和感が残っています(^_^;)

さて、都知事選挙が終わったら配れるようにと思いつつなかなか作業が進まなかったニュースレター53号ですが、どうにか作り上げました。
印刷して明日の朝には駅頭に立って、あとは時間をつくって配り歩きます。
今回はA4表裏仕立てにしてみました。

53号1面

53号2面

映画のご案内(その2)「遺言 原発さえなければ」

「遺言 原発さえなければ」福島の3年間-消せない記憶のものがたり

「遺言 原発さえなければ」予告編

こちらは、豊田直巳さんと野田雅也さんが共同監督/取材・撮影を務められた、3時間45分-800日間の記録を収めたドキュメンタリー映画です。

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映画のご案内(その1)「NPO法人けやき」による映画祭

ぜひ一人でも多くの方に観ていただきたい、一人でも多くの方と一緒に観たい映画のお知らせを2本アップします。
まず3月に市内で行われる映画祭から。

NPO法人けやき」が主催して3月14日(金)に開かれる「こころの病への社会啓発事業・ふらここ映画祭」。
上映される作品は「人生、ここにあり!」と「ドコニモイケナイ」の2本立て。

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公民館だよりから

「公民館だより」第21号(12月27日発行・6ページ仕立)が届きました。各館の事業報告やサークル紹介がされているのはよいことだと思いつつ、いくつかの話題を紹介します。

★市民講座のお知らせ
1)「ボランティア活動の不思議な魅力」1月22日~2月12日(全4回)
2)「おはなしくまさんを作ろう&使って演じてみよう!」2月7日~21日(全3回)
3)「世界の食料事情と我が国」2月19日~3月12日(全4回)
4)「新エネルギーと私たちの暮らし」2月7日・14日(全2回)

★第2回公民館利用者懇談会の開催
本年度から行われるようになったものですが、3月2日(日)10時~11時30分に第2回が開かれるようです。会場は中央公民館レクリエーションルーム。先着100名程度となっています。2月21日(金)までに各館の窓口への申し込みが必要とあります。公民館は利用者の声によってつくられる施設です。ぜひご参加を。

★公民館の集会室の「利用目的」が一部緩和されました。
随時申込みの利用に限って、その部屋の利用目的以外の利用や、一切禁止としてきた飲食の取り扱いを「試行的に一部認める」とされています。飲食自体を目的としたりアルコール類は不可のままですが、実態に合わせて少し前進ということでしょう。館や部屋によって事情は異なるようですから、詳細は各館にお問い合わせください。

苦手なことに取り組む年に

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東村山市議会の一員として仕事をさせていただくようになってから11回目のお正月を迎えました。
遅ればせながら、新年最初のブログアップです。
Twitterやfacebook等のSNSへの投稿だけでなく、どなたにも見ていただけるココへもう少し頻度上げて書いていきたい、と思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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議会運営委員会について、1人会派4名としての要望&提案

午後一番は、1人会派4名(赤羽、大塚、三浦、佐藤)で肥沼議長に対して12月3日付で提出した「要望&提案」について、代表者会議(正副議長、自民、公明、共産、良会)のメンバーと私たちの協議の場が持たれました。
今日は改めて私たちの思いを伝え、4会派からの現段階での意見を聴きました。次回は年明け早々に行います。
「要望&提案」は以下の通りです。
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議会基本条例施行(来年4月)に向けた作業開始&問題提起

今日午前中は、議会運営委員会(3名以上の会派で構成)を拡大し、私たち1人会派も入った会議が初めて開かれました。
先週の議会基本条例制定に伴って急務となった例規の追加や修正作業と、通年議会導入に向けた会議の2班を編成。
例規改正チームは14名、通年議会チームは11名で、1人会派4名は両方に入ります。

「例規」は基本条例特別委の正副委員長だった石橋(光)&福田両議員が正副座長となり、関係例規の改正が必要となる14条(全19条のうち)について、各委員で手分けをして1/8までに叩き台を持ち寄ることになりました。条文によってはかなりハードな年末年始の宿題になりそうです。
今後の会議は1/14(火)10時、1/16(木)13時半、1/21(火)9時半とおおむね週2回のペースで2月半ばまで重ねていく予定です。

「通年」は伊藤&奥谷両議員が正副座長となり、次回会議は1/9(木)10時です。

いずれの会議も、議会運営委員会の所管事務調査事項として取り組むため、委員ではない私たちを加えた会議は「非公式」&でも「公開」という形式で進めます。傍聴自由、電子機器持込みやホワイトボード使用もOKという、議会基本条例特別委のワーキングと同じ形でいきます。

ところで、今日の会議の最後に、私は一つの問題提起をしました。
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「東村山市みんなで進めるまちづくり基本条例」に対する賛成討論(全文)

右肩下がりの時代、「あれもこれも」から「あれかこれか」の時代の中で、様々な立場や考え方を認め合いながら、市民総出で未来の東村山をつくろうという土台を共有し、「東村山市みんなで進めるまちづくり基本条例」の修正案と修正案を除く原案に賛成の立場から討論に参加します。

誰とまちをつくるのか、誰が街をつくるのか。
私がつくる。私たちがつくる。みんなでつくる。それしかない、と私も考えます。
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12月議会最終日(19日)の議案の扱いについて

12月議会最終日の市長からの追加議案は、第67号「東村山市みんなで進めるまちづくり基本条例」の1件のみ。
議会としては、先日の特別委員会で確定した「議会基本条例」を、委員会を構成した8会派14名全委員の連名で提案します。

「みんなで進める~」は、委員会付託の継続審査とし、3月議会まで複数回にわたって議論した方が望ましいと考えて事前に提案しました。
が…最終的にはそうせずに「本会議で即決」とすることで私も了解しました。

理由は大きく3つくらい。
まず、委員会だと9会派中5会派しか実施的な議論に参加できないが、本会議なら全会派が可能であること。
次に、当市議会では、委員会所属の会派が事前通告した質疑を全て終えたら、討論、採決と進むのが運営ルールであり、複数回行う、という実質が叶わないこと。加えて、予想される全審議時間も、本会議で行った方が確保できること。
最後に、本会議の審議は録画配信として誰もが視聴可能なこと。

ということで、最終日は持ち時間を増やすよう求めつつ、質疑の準備に入りたいと思います。