来週水曜日(14日)からの予算特別委員会への質疑通告を終えました。
「予算や決算で事前通告があるなんて、執行部は天国だね!オレも東村山市役所に移りたいよ」と他の自治体職員に言われたのは10年ほど前。本会議とは違って、それぞれの事業に精通している係長クラスまで答弁席に並ぶわけですから、確かにそうだと思いました。今でもそう思います。しかし、現状を変えることはできずに今を迎えています。
一方で、「え?自民党や公明党も質疑に立つの?うちは与党(地方議会に与党も野党もないわけですが、国政と同じように捉える方が多い)は事前に市長側から全部説明受けているから質疑には殆ど立たないよ!」という声も少なからず聴いてきました。
地方議会は、ところ変われば&千差万別です。
事前通告制であってもなくてもまず大事なのは、その質疑をする着眼点や課題意識だと思っています。「なぜその質疑をするのか」です。
以前は「これなんですか?あ、そうですか」「あれなんですか?あ、そうですか」というような表層的なやり取りを繰り返す議員も少なからずいたので、もっと突っ込んだやり取りをすべきという考えから、7年前に「予算参考資料」を議会として行政側の協力、事務局の頑張りで作成しました。
お隣の小平市議会の取組みをパクって始めたのですが、経年変化や他市比較などを中心に細かいデータが集積され、今では185ページものになっています。そこに書いてあることを訊く議員には「〇〇ページに書いてあるよ」と突っ込みが飛ぶこと多々。
ということで、私たちにとって肝心要は、再質問や再々質問を通じて、どこまで本質に迫れるか…ということになります。
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