会派名は「ちゃんと変えよう!東村山」。4年ぶりに1人会派に戻って次の2年間がんばります。

明日から6月議会が始まりますが、5月31日付で2年間続いた「変わろう!議会・東村山」を解散し、大塚恵美子議員は「東村山生活者ネットワーク」、私は「ちゃんと変えよう!東村山」のそれぞれ1人会派として、任期後半の2年間を活動することとしました。
事情を少しご説明します。

実現することを信じて…要望書を議長宛に提出しました

先ほど、以下の文書を熊木議長宛に提出しました。

議長選出にあたって所信表明の場を設ける要望

東村山市議会議長 熊木敏己様

議長選出にあたって所信表明の場を設けることについて(要望)

冠省

 議長におかれましては、議会改革推進のため日々ご尽力賜り感謝申し上げます。6月定例議会の告示を受け、慌ただしく種々の準備が進められていることと拝察いたします。

 さて、当議会の慣例により、議長職は任期半ばのこの時期に交代され、それに伴って副議長以下の各人事も変更となるものと承知をしています。

 4年前、川上前議長のもとで「市民に開かれた議会」を表看板に掲げて議会改革に着手して以来、この2年間は熊木議長のもとで特別委員会を設置し、その論議を加速させてきた私たち東村山市議会です。

 今回選出される新たな議長は、議会改革を推進する東村山市議会の顔となるだけでなく、議会基本条例を制定、施行する歴史的な議長となるものであり、議長に名乗りを上げる方はその所信を自らの言葉で堂々と語り、リーダーたる者の意思を明確に示していただくことが不可欠であると考えます。

 つきましては、議長候補者による所信を全議員が一堂に伺える場を必ずや設けていただきたく、ここに強く要望いたします。

  平成25年5月28日

 変わろう!議会・東村山  佐藤 真和  大塚恵美子 

 

 

来週月曜日(3日)から始まる6月議会。

初日は市長による所信表明と2件の専決処分議案の審議が予定されますが、4年任期の折り返し点に当たる今議会で、正副議長選挙に始まる一連の議会人事決めが行われる見込みです。

地方自治法上は議長の任期は4年間ですが、多くの議会で2年毎に、1年ごとというところもまだまだあるようです。

 

東村山市議会ではこの2年間、熊木敏己議長(自民・2期目)、島田久仁副議長(公明・3期目)が議員間の選挙の上で選ばれ、務めてきましたが、6月議会冒頭で辞表を提出することによって、新たな正副を選び直すことになります。

現在、自民党と公明党の間で水面下で候補決めが進められていることは何となく伝わっていますが、奥谷浩一議員(東村山を良くする会)からは既に「議員に開かれた議会を目指します」「公平で公正な議会人事を目指します」「議会改革を進め、行政と良い緊張関係を目指します」という自身が目指す3つの柱を明らかにした議長候補としての意思が書面によって伝えらています。

議会基本条例の制定を今年度中に実現するべく議論を2年間積み重ねてきている議会の顔として、「どんな議会にしたいのか」を明確に打ち出すことは、最低限の務めであると考えますので、奥谷議員の姿勢は一歩を明確に踏み出したものとして前向きに受け止めています。

この間、自民党の会派代表である肥沼茂男議員と、公明の代表である石橋光明議員にも、「所信表明の場くらい設けないと、議会改革なんて嘘っぱちということになりますよ」と直接伝えました。

明日午前中に代表者会議が開催されると聞いていますので、その場で当たり前の結論が出されることを信じ、結果を待ちたいと思っています。

6月議会告示と一般質問通告の中身

本日、渡部市長より6月定例市議会を6月3日(月)に招集するとする告示がありました。

市長による招集告示

 

それを受けて熊木議長名で各議員に対して招集通知がありました。

議長による招集通知

市長から当初議案として提出されたのは、第25号「東村山市の自治に顕著な功労のあった者の弔意に関する条例」から第34号「東村山市道路線(久米川町5丁目地内)の廃止」までの全10件。

全議案とその内容については、議会事務局が本日中に市議会HPにアップしてくれると思いますので、今少しお待ちください。

一般質問については、通告をした全議員分についての議会運営委員協議会による点検が済んだようなので、こちらも本日中に市議会HPにアップしてくれるはず。事務局さま、おつかれさまです。

そうそう、これまではタイトル一覧だけでしたが、今議会からは全議員分の通告書がアップされることになっています。

これまで通告書そのものを議会としてアップしてこなかったのは、通告書にはたくさん書き並べるけれど本番の発言では触れもしない、という議員が若干いるためですが、それを理由に行わないということはできないと議会として判断したものです。

これまで、2年前までの4年間は薄井さんが全文文字起こしを行ない、この2年は私が全議員分を1枚1枚スキャンアップしてきましたが、これにて晴れてお役御免となります。

 

この件をはじめとして、紳士協定とか良識ということがどうしても通じない議員が若干名いることで、必要以上にローカルルールを足し続けてきた東村山市議会ですが、あくまで有権者のみなさんの良識を信じ、開いて見せていくことで、少しずつでもそれが広がっていく、と信じて進めていくしか道はないと思っています。

 

それでは、私自身の一般質問通告書をアップします。

テーマは大きく2つ。

「子どもの貧困への対応、対策について」

「自治基本条例策定を前に、本気度が問われている「発信力向上」

どうぞご覧になってください。

⇒ 25年6月議会 一般質問通告書

 

 

 

東村山市の廃棄物行政は今 ~焼却施設更新への課題(「緑の風」原稿)

昔の資料を整理していたら、どなたかにいただいたこんな新聞記事の切り抜きが出てきました。

1996年9月23日 東京新聞多摩版 ※17年前の記事です

1996年9月23日 東京新聞多摩版※17年前の記事です

積年の課題であった小金井市の処理場問題が日野市による広域処理という新たな展開を見せる中、「NPO法人多摩住民自治研究所http://www.tamaken.org/」発行の月刊「緑の風」では、2013年4月号の特集として「地方自治体とごみ・廃棄物問題」を取り上げました。

多摩地区の廃棄物問題、中間処理施設について考える素材として、日野市、武蔵野市、国分寺市、日の出町とともに東村山市の状況をまとめるように、と編集部から依頼を受け、私も原稿を書きましたので、以下転載します。

尚、内容は今年3月段階の状況に基づくものです。

 

「秋水園」で中間・単独処理

東村山市は多摩地域北部、埼玉県所沢市と県境を接して位置し、人口約15万3千人。一般会計ベースでの財政規模は約500億円ですが自主財源比率が低く、財政力指数は0.8前半を推移し、地方交付税の交付額が多摩地域最大という状況が長く続いています。

廃棄物処理については、近隣自治体が柳泉園(西東京・東久留米・清瀬)、小村大(小平・武蔵村山・東大和)といった広域共同処理を行っている中で単独処理を続けており、容器包装プラスチックを市内民間事業者に任せている以外は全て、中間処理は所沢市との境・秋津町にある「秋水園」で行っています。秋水園は、昭和37年にごみ焼却とし尿処理の施設として開設以来、拡張を続け、炉は昭和56年に現在の75トン×2基とする一方、し尿処理は平成17年に最小限の施設に改築して今に至っています。

 

「燃やさない・埋め立てない」から15年~理想と現実のはざまで

今から15年前、東村山市では市民参加で秋水園再生計画「98プラン」が策定され、その基本理念「脱焼却、脱埋め立て」に注目が集まり、全国から視察が殺到したと聞きます。

しかし実際には、分別収集の拡大や指定有料袋の早期導入などが進められる一方で、生ごみ堆肥化事業の停滞や集団資源回収補助金の削減、店頭回収拡大の遅れ等、掲げた理念と現実の政策の不整合をめぐって、議会でも厳しいやり取りが幾度もなされてきました。

現在の分別は、容リプラまでで9品目。市民1人あたりのごみ量は、多摩26市中6位(平成23年度)となっています。

 

最大の課題は焼却施設の更新 

現在の焼却炉は、平成22年から2か年をかけて10年間の延命化工事を行いました。

しかし、平成33年以降は白紙の状態であり、今後10年の市政運営にとって、老朽化した公共施設の再生・再編、西武鉄道連続立体化事業と並び、三指に入る極めてきな課題です。

秋水園を抱える秋津町の住民にとっては、さらなる固定化への強い異議が示されることは想像に難くなく、一方で未利用地を殆ど持たない東村山市としては他の選択肢を示すことは極めて困難な状況でもあります。

ゴミ処理施設を抱えるということは、大気汚染や臭気、騒音等に加え、出入りを繰り返す大量の収集運搬車両による事故や振動、騒音に日々さらされることになります。

 

課題は「施設の小規模化」と「住民合意」

ここ3年ほどは、資源物中間処理施設の更新をめぐり、議会内外で多くの議論が続き、昨秋には見直しを求める直接請求も起こされました。

一定規模の施設の必要性については共有しながらも、対立の火種になったのは、結論ありきの行政の姿勢であり、情報の出し渋りや提供のタイミングの遅れでした。地域住民に対しての情報開示や説明も、いくら改善を求めても、「秋水園周辺対策協議会」を構成する自治会長へしか行わず、住民や議会への説明責任を果たしているとは言い難い状況は、現在も続いています。

最大の迷惑施設とも言えるごみ処理施設、とりわけ焼却炉の問題。委託金を払って他の自治体に丸投げするのか、かつて破談に終わったと聞く柳泉園組合との合流を模索するのか、自前での単独処理を継続するのか…。いずれにしても合意形成には多くの困難が立ちはだかることだけは間違いありません。

私自身は、武蔵野市やふじみ衛生組合(三鷹市・調布市)の取り組みなどに学ぶ中、一日も早く市民全体の問題として提起し、議会でも様々な選択肢を見える形で議論する場を設けることが不可欠だと考えています。

そしてさらに大事なことは、どこでどのように処理をすることにしても、家庭や事業所から排出されるモノ自体をどれだけ減らせるのか、という問題です。それには、国レベルでの容器包装リサイクル法の見直しによる発生抑制の徹底や、生ごみ資源化施策の促進、大規模処理施設に偏った施策の見直し等々をぜひ図ってほしいと思うと同時に、自治体レベルでやれること、やるべきことを徹底して行っていかなければなりません。

ゴミほど、市民の理解と協力が不可欠な政策はないように思います。行政と住民との間の信頼関係が問われる正念場とも言えるかもしれません。情報公開と参加をどれだけ徹底できるのか…議会としても合意形成への共に汗する姿勢が問われていると思っています。

本日の佐藤まさたか・5月20日(日)

朝イチで散髪を終えてスッキリ!こんなことならさっさと行きゃぁよかった、といつも思います。能率アップ!といきたいところ…。

この後、11時半から少数会派同士の協議の時間を持ちます。

1人や2人の会派も代表者会議や議会運営委員会への参画を認めるように4月3日付で議長に求めましたが、代表者会議は「交渉団体代表者会議規約」という他ではあまり例を見ないであろう規約があるので、当面はそれによって対応してほしい、とのこと。議会運営委員会は、委員会条例で定数9名と決まっていて云々…といいますが、議会の総意として改正すればよいだけのこと。しかし抵抗を示す会派があって、現段階ではNOという答えです。

現在、1人会派が3つ(みんなの党・赤羽議員、草の根・矢野議員、新生保守の会・三浦議員)、2人会派はうち(大塚議員と私)だけ、の計4会派5人がいます。少数会派を議会運営にきちんと位置付けるよう変えていくためには、どのような対応、対策が必要なのか、できるのか、について、18日に続いて2回目の協議を行います。

午後は13時半から、流山市議会の松野豊さんから情報をいただいたリーダー研修が始まりますので、急ぎ日本橋の会場へ向かいます。

130520〜第1回リーダー研修講座

「民生児童委員」を知る、考える

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「東村山市民生委員児童委員協議会」の初めてのパネル展が、市役所いきいきプラザ1階ロビーで開かれています。

わかりやすくまとめられた展示を見ていたら、当番の委員さんが「民生児童委員をご存知ですか?」と声を掛けてくださいました。いつも通りバッヂをすることもなくラフな格好でしたので、「すみません。議員をしておりますので、おおよそのことは存じているつもりですが…いくつか伺いたいことがありまして…」とお返事。

主任児童委員を務めてらっしゃるというその女性委員さんからは、引き受けられてから20年近くが経過する中で、その守備範囲も役割もどんどん重く複雑になってきた実情をお聞きすることができました。

またもう一人の女性委員さんも、国(厚生労働大臣)からの委嘱であることの誇りや日々のやりがいを熱心にお話しくださりつつ、今でも引き受けてくれる人がどんどん減っている中、今後制度として維持できるのかどうか…と大変心配をされていました。

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私たちは「民生児童委員」とひとくくりにして呼んでしまいますが、正式には「民生委員・児童委員」。全ての民生委員が児童委員を兼務することが児童福祉法で定められています。

民生委員は、70歳以上の独居者、70歳以上だけの世帯への声掛け、安否確認、生活相談…厚労省HPに活動の具体例が掲載されていますが、無報酬(※連絡通信費として月額8,500円は支給)でできることの限度をはるかにこえているように思います。

そこに加えて、児童虐待への初期対応等を含む児童委員の役割。

 

私の親しい友人も、3年前から引き受けて日々がんばっておられますが、民生児童委員としてだけでも大変な忙しさなのに、地域の行事や会議に宛職として出席しなくてはならないことが多過ぎる状況。現役のお父さんですから、本業は大丈夫なのだろうか…といつも気になって仕方ありません。

この間、議会でも、兼任による負担を減らすよう提案したり、委員数を確保して一人あたりの負担を減らすよう求める声がしばしば上がってきましたが、なかなか改善された感じがありません。

昨日もある議員と、民生委員の負担の大きさと、民生委員頼みの危うさについてしばし意見を交わしました。

90年以上前に誕生した制度が、その基本を変えずに継続されていることに驚き、担ってくださっている方たちに感謝するとともに、実際に地域で起きている様々な問題に到底対応できない状況になっているということを、国レベル、国会議員レベルではどう理解し、改善・改革を志向しているのでしょうか。

社会状況が全く変わっている今、新たな仕組みを国に考えさせるために、地域から何ができるのか…。携わる人も、今のところ携わっていない人も、一緒になって考えるためにも、まず一人でも多くの方に実態を知っていただくことが大事であり、力を注がねばと思えます。

下記↓の掲示物は、委員さんたち自身が議論し、市報に掲載してもらおうと手づくりで取りまめたものだそうです。

実際には今年2月1日号でその一部がモノクロで掲載されたようですが、視覚に訴えるものとなっており、もっと啓発に活かされればな、と思います。

パネル展は今週金曜日(17日)まで。ぜひお立ち寄りください。

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議会基本条例特別委員会(5月8日)の報告

議会基本条例制定を進める特別委員会。
1巡目の論点整理を踏まえ、条例として盛り込むのか否かの2巡目の議論も大詰め。

昨日はまず、「文書質問」について議論。「議会として(=議決が必要)」なのか「議員として」とするのかかなりの意見交換の後、チェック機関としての議会の役割を機能させるために、「議員が議長を通してできる」として盛り込むことを集約。

続いて「議会図書館の整備」。
地方自治法で位置づけられながら、多くの議会で十分に活用されていない実態があります。
東村山市議会も例外ではなく、キャパや予算の現実から考えても、ネット等で情報が入手できることを考えても、見送ってよいのではないかという声もありました。しかし、議会としての調査機能、政策立案機能を高めるという本来の目的からも、行政とは違う視点での資料室という意味からも、盛り込むべしということで最終的に集約されました。

「議会事務局の位置づけと機能強化」も、二元代表制の一方としての議会をどう機能させるかという点で極めて大事なポイントだと私は考えています。
福田議員からは「地方自治法では必置義務ではないからこそ、議会として明確に位置づけ、定数も書き込んでいくべき」という意見が出されました。

次回は来週16日(木)午前10時から。
事務局機能強化についてから再開し、「議会運営委員会・代表者会議への全会派参加」「議会予算の自立化」「複数委員会所属制」「通年議会」について議論します。

委員間での考え方の違いはもちろんありますが、互いの意見を受け止めて、譲るところは譲り、合意形成を図ろうという大きな流れは確かなものになってきたように思います。
世の中では当たり前のこと、と笑われるかもしれません。
しかし、10年間見たこともないようなシーンが普通になってきことについては、正直感慨深いものがあります。

もちろん、条例制定がゴールのはずがありませんので、「実」を生むために議論と作業を重ねたいと思っています。

東村山市議会公式ツイッター 5月27日スタートへ!

昨日(18日)に開かれた市議会全員協議会。

サーベラスによるTOBに伴って西武鉄道の5路線が廃止になるとかならないとか騒がれている問題で、市議会としても緊急声明を出すために開かれたのですが、それらを決めた後に報告事項として出された2点の方が、伝える価値ありの内容でしたので、昨日すぐにツイッターとFACEBOOKでは報告させていただきました。

東村山市議会として公式アカウントを取得した上で、6月議会からツイッターの運用を開始します。

 

東村山市では、東日本大震災直後から災害関連情報のために @saitai_hm_tokyo というアカウントで発信が続けられてきましたが、4月に入って各所管からの発信手段としてツイッターを活用することを表明しており、庁内プロジェクトで協議が進められています。

今回の議会発ツイッターは、その中で議会事務局として提案し、準備を重ねてきたものであることが昨日の説明からわかりました。

会議の予定や、会議当日の進捗状況などを中心に、事柄だけを適時ツイートしていくとのこと。

リプライやリツイートへの対応は行いません。

 

市のアカウントにぶら下がるのではなく、独自に取得すること。

運用は6月定例市議会の告示日である5月27日を目標に準備を進めていること。

ということもわかりました。

 

これまではもっぱら私が個人的に出来る範囲でこまめにツイートしてきましたが、オモテの情報提供は晴れてお役御免ということになります。

 

さらに、こちらはかねてからご要望もいただいていた「一般質問通告書を市議会HPから誰でも見られるように」という件。

これまでは薄井さんや私が個人的に自分のブログに掲載する形で行っていましたが、6月議会より市議会として全員分をスキャンアップすることになりましたので、あわせてご報告します。

 

議会としてトータルの発信をどうするかについて、多面的・継続的な検討を行うところにまで至っていませんが、市議会だよりへの全議員の賛否一覧掲載、録画配信、議案の全文HPアップ等、これまでも合意が取れたことから順次進めてきました。

25年度も、9月の決算委員会からユーストリームによるライブ配信を決めていましたが、それに先立って6月からツイッター開始と一般質問通告書のHPアップが実現することになりました。

3月議会で請願を採択した「庁舎内での生中継」も、予算化がまだの状況なので早期の実現を図らなければなりません。

 

市民から見える議会へ。わかりやすい議会へ。

議員、事務局が同じ方向を向いて、少しずつですが着実に進めていけるよう、今後とも私も力を尽くしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

当事者とともに行うことの大切さ…萩山駅の「改善」から考えること

久しぶりのブログ更新になりました。

萩山駅における視覚障がいの方たちにとっての危険個所の話です。

昨年秋、萩山駅近くにお住いで全盲のTさんと初めてお会いし、萩山駅構内と周辺を3時間くらいかけて歩き、その後、西武鉄道HPの問合せフォームから何点かの質問と改善のお願いをさせていただきました。

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3月議会報告「昨夜閉会。中身濃く、長い32日間でした。」

昨夜8時40分頃、3月定例市議会が全ての議事を終え、閉会となりました。

2月22日からの32日間。できるだけツイッターやフェイスブックでリアルタイムの情報を発信しようと努めましたが、このブログを使ってのまとまった報告はなかなかできず、申し訳ありません。

私自身は10回目の予算審査でした。限られた時間ではありますが、下調べ、情報収集に努め、私自身の思い、会派を組む大塚恵美子議員の思いをできるだけ無駄なく、的確な言葉に落とし込み、質疑に立ち、意見を言い、採決に加わってきたつもりです。

また、他の会派の信頼できる議員たちとも、市の職員とも、議会事務局の職員とも、こんなに様々な時をとらえて話をしたのは初めてであったかもしれません。

文句を言うのは簡単。自慢話をするのも簡単。揚げ足取りはもっと簡単。

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25年度予算案は可決。私たちも本年度は賛成しました。(討論全文掲載)

火曜日から4日間にわたって開催した予算特別委員会が、先ほど19時25分頃に全て終わりました。

総額488億円余の一般会計については、自民6名、公明5名、みんなの党1名、新生保守の会1名、変わろう!議会・東村山2名の計15名が賛成。共産4、東村山を良くする会3、草の根1の計8名が反対。賛成多数での可決と決しました。

国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療、下水道の4つの特別会計は、草の根の矢野議員と、良くする会の朝木議員だけが反対し、21名の賛成多数で可決となりました。

私と大塚議員の「変わろう!議会・東村山」としての一般会計予算案に対する賛成討論の全文は以下の通りです。

 

私たちの会派は、総額488億の予算を伴う一つ一つの事業が、どういう思いや構えの中で紡ぎ出され、数値化され、実現に向けて動き出そうとしているのか、という視点で今回の予算案について議論を重ねた結果、本予算案について賛成すべきと判断し、以下、その考え方を申し述べます。

今日まで続いた予算委員会は、東村山市役所という一つの組織の基本姿勢は何か、各所管がチームとしてどう機能しているのか、はたまたしていないのか、がかなりリアルに伝わってくる場だと改めて感じる4日間でした。

市民を信じ、腹をくくって市民とともに歩み始めたのか、相変わらず内向きの現状肯定の論理ばかりで日々の業務を進めているのか、でくっきりと明暗が分かれ始めているように思うのです。

25年度は自治基本条例が完成を見る年です。総合計画策定ワークショップに始まり、現在の市民会議までの様々な新たなアプローチは、画期的なものでありましたし、それをどう活かせるのか、スタンダードにできるのか、がまさに自治基本条例を制定する目的そのものであり、今後の当市にとって本当に大切なテーマであると考えます。人権の森構想のプロセスでも発揮されている市内の有為な人材とのコラボレーションも、今後ますます拡充させていただきたい。

放射能対策について、食材放射能測定に至るまで一貫して市民とともに進めていることも、他の自治体にはないことです。市民と行政の信頼の上で初めて成り立つものであり、市民協働の実践例として高く評価します。行政にとっては種々のむずかしさもある中で、それでも前へ、ともに進めていこうという姿勢を崩さずにいてくださることに感謝申し上げたいと思います。

一方で、実効性や緊急性を理解せず、市民の実態に向き合う意欲が感じられない自殺防止事業、長い経過の中で市民からの信頼を失い続けてきた生ごみ堆肥化事業、リサくるセンター建設への不十分な説明責任、国の100%出資だからなのか、導入への丁寧な議論が不足していると思われる生活保護行政対象暴力対策員の配置等、そこに関係する市民をもっとリアルに心に置き、向き合い方を今一度、真剣かつ真摯に議論いただきたい。

またかつてと比べ、誠実かつ一生懸命に、議会からの質疑に向き合おうとする答弁者、特に若い世代の姿勢を、率直に評価するものです。様々な立場が混在する職場のリーダーとして、多くの困難を抱えながらチームを束ねるのは大変だろうと拝察しますが、職場内でも、市民と向き合う時も、小さな声に真摯に耳を傾け、特に障がいや経済的な困難を抱える市民に寄り添い、心ある政策遂行集団をつくっていっていただきたいと思います。

保育所定員枠の大幅拡大への努力や病児病後児保育の実現を率直に評価しつつ、子どもの最善を願い、質の維持向上に心して取り組んでいただきたい。

障がい児への支援策、学校図書館司書配置のさらなる改善も、前進を止めない意思の表れと受け止めました。

最後に、教育支援課の新設に大いに期待するとともに、当事者の声と丹念に向き合い、寄り添い、さらなる展開へと確実につなげていただくよう願い、会派としての討論といたします。

 

 

明日から25年度予算の審議に入ります。

2年前の今日14時46分。私はちょうど予算委員会の質問席にいました。総務費の質疑の途中で激震に遭い、審議中断。急いで役所玄関前に出たものの、度重なる大きな余震で市役所や向かいの図書館のガラスが聞いたこともない音を立てながらたわみ、きしんでいたことを思い出します。

本庁舎は耐震性が低いために中へ戻ることは許されず、その場で全議員が集まって延会の手続きをとりました。

当日の会議録にはこう記されています。

午後3時20分再開
◎山川委員長 再開します。
  ただいま再開いたしましたが、このような状態ですので、本日はこれで終了します。
  なお、次回の委員会については、週明けに連絡いたします。本日の分については、16日に行うことになると思いますので、よろしくお願いします。
  本日の予算特別委員会は、以上をもって終了いたします。
午後3時21分閉会

【事務局付記】
・ 午後2時46分、「東日本大震災(マグニチュード9)」発生。
・ 「午後3時20分再開」以後は、避難した本庁舎正面入り口前広場での会議である。
 東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

 

その後、南相馬市、石巻市雄勝、気仙沼市大島…と人のつながりの中でボランティアに伺ったり、物産販売のお手伝い等をする機会がありましたが、継続して何かができてきたとは、とても言えません。

決して忘れない、と言いながら、日々の中でどれほど思いをいたしているだろう…と自問しながら、今日の政府主催追悼式での3人の遺族の方の言葉を聞いていました。

 

さて、2月22日に開会した3月議会は、一般質問や常任委員会、特別委員会等の前半の日程を終え、明日からの4日間は25年度予算案の審議を行います。

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3月議会で審議される議案(当初分)

明後日から始まる3月定例市議会。

市長からは議案第1号~22号までの22件が本会議で提案される予定です。

また、議員提出として3件の条例改正を予定しています。

告示日だった先週金曜日(22日)以降、市議会HPで全ての議案書にリンクし、内容を読んでいただけるようになっています。尚、こういう形で議案全文をすぐに見ていただけるようになっている議会はまだごく少数。遅れているところも多々ある東村山市議会ですが、プラスはプラスとしてたまには宣伝でございました。

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一挙公開!25年3月議会 一般質問通告書(全19名分)

 

今週金曜日(22日)に開会する平成25年3月定例市議会。

標準市議会会議規則第62条に「1.議員は、市の一般事務について、議長の許可を得て質問することができる。 2.質問者は、議長の定めた期間内に、議長にその要旨を文書で通告しなければならない。」と規定されている一般質問は、2月27日(水)28日(木)3月1日(金)の3日間にわたって行われます。

東村山市議会では、3月議会と9月議会では3名以上の会派代表者については市長の施政方針に対する「代表質問」を行うため、一般質問は行わない慣例となっており、今回は北久保(自民)、伊藤(公明)、保延(共産)、奥谷(良くする会)各議員がその対象となります。また、議長も質問に立ちませんので、一般質問の権利があるのは残りの20名。肥沼茂男議員が前回に続いて行わないようですので、19名が順次質問に立つこととなります。

また質問順は、東村山市議会では議会ごとに議席番号の前からと後ろからを交互に行う慣例となっており、今議会は27日(水)10時の25番・大塚恵美子議員を皮切りに、24番・佐藤、23番・山口、20番・島田…と続きます。

質問に対する持ち時間である一人20分をフルに使い切る議員あり、あっという間に終わる議員あり、といろいろですが、質問時間におおよそ1.5~2倍くらいの答弁時間を加えたくらいが往復でかかります。

おそらく、初日と2日目が7~8名程度、3日目に4、5名という配分になるのではないかと思われます。

傍聴に来られる方のことを考えれば、多少それぞれの日の閉会時間が延びようが早まろうが、予め各日の人数を決めましょう、という提案もしていますが、まだ合意に至っていません。

それでは、今回も全19名分45ページをスキャンアップしましたので、ご覧いただき、ご活用ください。