こんにちは、佐藤です。
季節が一気に二回りくらい進んでしまったかのような昨日今日。
体調管理には十分お気を付けください。
さて、明日から10月1日までの予定で、9月定例議会となります。
日程はこちらからご覧いただけます。
↑写真は、傍聴者貸出用の議案書&ひがっしーです。
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【8月23日(土)夜 追記】
8月21日に★印以下を記事としてアップしました。
しかしその中で触れたように、近々の議会運営委員会で各会派の会計責任者が集まって、公開へ向けた協議をすることが確約されています。議会として「やる」という方向での議論を始める段階ですので、そこでの議論に力を尽くすことが、私が今やるべきことであろうと思い至りました。
また領収書については、印影を中心に開示してはいけない(マスキングされる)部分がある、ということへの配慮も必要でした。
ということで、「かがみ」「出納簿」「領収書」についての画像を現段階でいったん削除いたします。
これによって、ニュース56号には「領収書を含めて公開している」と記載しましたことと整合しないことになります。たいへん申し訳ございません。
「出納簿」については、私自身が保有するデータとして保存しているものを、それぞれの支出の詳細と合わせ、近日中に自らの説明責任として改めてアップし直します。
私としては、「かがみ」と「出納簿」については情報公開請求に対してマスキングの必要がないものですし、「出納簿」も大きな会派でもせいぜいA4で数枚程度(私は1枚)でしょうから、25年度分を速やかに市議会HPで公開しよう、と発言してきましたし、その方向で合意できるように今後の協議の場で提案していきたいと思っています。
「領収書」については印影の処理の他に、大会派の大量のスキャン作業を誰が担うのか、という問題も残っていますが、進める方向で話をしていきたいと考えています。
以上、記事の修正について追記とさせていただきます。
8月23日(土)21:10 佐藤まさたか
★
号泣県議で俄然注目されることとなった政務活動費。
第2の報酬だという声があることを承知していますが、私は地方議会の議員として必要な調査や研究、資質向上のために政務活動費は必要だと考えていますし、税金を使っていることの重みは肝に銘じてきたつもりです。
カラ出張や桁違いの切手代に化けたりするのは、税金の詐取であり許されませんし、使い切れないほどの金額を一律に先渡ししているやり方を変えるべきだと思います。飲食代や一般的な新聞代への支出も疑問を感じます。
一方で、政務活動費をあまり使わずにたくさん返還したことを誇る議員は、調査も勉強もろくにせずに過ごしましたと言っているケースが少なくない、というのが11年間の実感です。
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ニュース56号作成の手を止めて、「ゴミ問題を考える市民の会」の皆さんが主催する「市民と議員の緊急対話集会」に参加してきました。
全議員に案内が来ていたはずですが、議員は私だけでした。14時から17時まで。市民の方は10名少しおられたと思います。
テーマは、7月11日の記事として書いた「ゴミ出しルールの変更」についてです。
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昨夜の東村山駅西口サンパルネに引き続き、今日は午後2時から市民センターで開催した「東村山市議会報告会」。
昨夜は51名の方がお越しくださいましたが、今日はこの暑さなのでその半分くらいおいでいただけるかどうか…と議員同士で話をしていましたが、終わってみれば52名の方がご参加くださいました。
まず、足を運んでくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
私は今回、今日の報告の一部を担当するとともに、記録係でしたので、質疑や後半の意見交換会でのご意見を急ぎとりまとめ、今週木曜日(7日)の議会運営委員による反省会に示して、修正の上で市議会HPにアップすることになります。
アンケートもたくさん提出していたたようです。それもきちんとみんなで読ませていただき、今後の糧といたします。
個人的な思いとしては…
やらなければ何も見えないし、何も変わらない。
大変だけれど、継続して開催することの価値を痛感した2日間でした。
率直なご意見ご感想など、ください。お待ちしています。
ということで、今日のところは個人的な反省メモと簡単な報告をば。
例の都議会議員や兵庫県議会議員だけでなく、知人女性に海外視察に活かせた73万円を正当だと開き直る兵庫県議会議員も出たりして、大変厳しい批判にさらされている私たち地方議会議員。
その地方議員が集まって「政治の質を変える」をテーマに昨日&今日の2日間、みっちり学び、大いに思いをぶつけ合ってきました。
「政治の質を変える マニフェストサミット2014」
(※冒頭、左横から撮影されてました)
「1990年代、汚職や不祥事で国政や首長が厳しい批判にさらされ、分権へと根底からの転換を迫られた時代があった。今回の議会問題も、間違いなく最後まで徹底的にやられることになる。議員個人の資質の問題と、議会が全く訓練されていないという問題の両面がある。自分たちが市民目線で改革するしかない。天が与えたチャンスと受け止め、主権者の立場に立った改革を断行するしかない。」と北川正恭早大政治経済学術院教授。
(※画像はNEWS23放映画面から)
「地方議会は旧態依然と先進派の二極化が進んでいる。地方議会に焦点が当たるのはいいことであり、変えるきっかけにすべき。いろんな人に立候補しましょうという空気を作っていくことも求められている。自分の立場は脅かされても「私の後に続いてください」と言うのも皆さんの役目ではないか」と杉尾秀哉TBSキャスター。
(※画像はNEWS23放映画面から)
「分権が進み、責任は今、議会にある。これまでとは全く状況が変わっていることを、議員自身がまだわかっていない。議決責任を議会がどれだけ自覚するのかにかかる。住民福祉向上のためには、住民に寄り添うことが不可欠」と江藤俊昭山梨学院大学教授。
(※画像はNEWS23放映画面から)
「議会の常識は世間の非常識、がネット等を通じて広がったということ。都議会で自浄作用が働かなかったことは大きな問題。汚れを汚れと自覚しないと、落とすことはできない。住民に対して「これはどうしたいか?」と問いかけて一緒に考える姿勢が、地方議員には大事なのではないか。議員には「触媒」としての役割が求められている」と、津田大介さん。
議会改革のトップランナーの四日市市議会は、さらに先へ突き進んでいることが、中森慎二議長のお話からわかりました。感服。
(※画像はNEWS23放映画面から)
「政治を変えるには、選挙から大きく変える」
「伝え方で政治の質を変える」
「有権者の知りたいことを伝える」
この点についても、大いに大いに学んだ2日間でした。
別途報告すると同時に、少しでも実践に移したいと思います。
東村山市議会は今年4月の議会基本条例施行に際し、「議会報告会」を年4回開催することをお約束してスタートを切りました。
1回目は5月9日&10日に開催。その報告は市議会HPに掲載しています。
そして2回目となる今回は、8月1日(金)2日(土)の両日に開催します。
7月24日(金)夜と25日(土)昼間には、今回も超党派の議員による議会としての街頭宣伝活動を行います。
公共施設に掲示中の告知用のポスターとチラシの作成を前回に引き続き担当させていただきました。
当日は6月議会の報告に加え、政務活動費と議長交際費についてもご説明する予定です。
そして後半は、テーマを絞らずにご意見をいただく「意見交換会」となります。
現在、当日に向けた説明用パワーポイントも作成中です。
8月1日(金)19~21時 東村山駅西口公益施設サンパルネ
8月2日(土)14~16時 市民センター2階 ※この日は手話通訳があります。
暑いさなかではありますが、お誘い合わせの上おいでください。
お待ちしております。
先週土曜日(5日)の「さとっちカフェ」で、参加者のお一人からこんなご指摘がありました。
『6月15日の市報で「ごみの出し方が変わります」とあったが、新たに戸別収集に切り替わる「びん」「かん」「ペットボトル」の「出し方」が「透明・半透明の袋」となっているのは、ここ数年の議会や各種会議での経過を踏まえればおかしいのではないか?どうして、かごやバケツで出せることになっていないのか?』
確かに、平成23年3月まで続いた「秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会」や、一般質問、予算や決算審査の中でもたびたび議論になった点です。
少なくとも、レジ袋削減を市の施策として推進していることや、資源ごみ(びん・かん・ペットボトル等)は無料で収集していることと、大きく矛盾することはできないはず。
そこで、週が明けてから所管である資源循環部ごみ減量推進課に連絡をしました。
これまでであれば、閉会中なので個別に所管職員に話をしに行くことくらいしかできません。
それでうまく進まないようであれば、次回の一般質問や決算審査等で問うことになります。
しかし、収集方法の変更を10月にも行うため、市は8月半ばから市民向け説明会を市内各所で開催予定です。
それが始まってからでは間に合いません。
そこでハタと思いついたのが、「閉会中の文書質問」です。
4月1日に施行した東村山市議会基本条例の第12条で、私たち議会は次のように定めました。
議員は、閉会中において、議長の許可を得て市長等に対し文書質問をすることができる。
2 前項の規定による文書質問が提出された場合、議長はその必要性について、議会運営委員会に意見を求めることができる。
ということで、以下のような質問を市長宛に昨日提出し、今日は議長に対して手続きを進めてくれるよう要請をしました。
作った制度は使ってこそ初めて活きてきます。
初めてのケースは、さて、どのような展開になるのでしょうか。
経過は順次ご報告していきます。
ゴミ出しルールの変更点について
市報6月15日号において、びん、缶、ペットボトルの「出し方」が「透明・半透明の袋」となっています。しかしこれには、これまでの議会における議論を踏まえればいくつかの疑義を抱かざるを得ません。
今後、市報7月15日号において市民説明会の日程が明らかとなり、8月半ばより開催の運びと聞き及ぶ中、9月議会での一般質問では時機を逸することになりますので、以下の点について質問し、答えを求めるものです。
1.「透明・半透明の袋」とは、いわゆるレジ袋を指すのでしょうか。それとも市販の袋を指すのでしょうか。
2.仮に「レジ袋」とした場合、市の「総合計画」「3-2-1ごみ減量とリサイクル意識の啓発」及び「ごみ処理基本計画1-(1)-④ レジ袋の削減」とは明らかに不整合となるのではないでしょうか。
実際に3Rの意識を徹底され、マイバッグ等の使用によりレジ袋を一切受け取っていない市民も少なくなく、現実にレジ袋を保有しない市民もいます。そのような方々には、どのような対応を求めるのか、お答えください。
また、「市販の袋」とした場合は、ペットボトルは無料収集であることと矛盾を来すことになります。
以下は秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会(22年12月10日)の会議録ですが、これまで、複数回にわたり何人もの議員が、この点については議会で取り上げてきています。それらも踏まえてお答えいただきたい。
○島田委員
(略)今、ずっと議論になっていて、半透明のレジ袋でペットボトルを出して、また、容リプラの袋と一緒に収集するのがいいのか、それとも、有料の中に全部入れてもらうのがいいのか、それとも、全部を無料にしてもらうのがいいのかということだと思うんですけれども、コスト自体は、有料、無料に余り関係しないという部長の御答弁だったんですけれども、半透明のレジ袋を使うということ自体、いつもレジ袋を減らしていこうと言っているのに、それで出してくださいということは、今後ずっとそれを続けていいのかなというのが、今、疑問なんですが、その点については、どう考えていらっしゃるのでしょうか。
△西川資源循環部長
実は、同じ状態が既に起きておりまして、それは、おむつの収集のときに、指定収集袋以外の袋で出せると、一昨年だと思いますけれども、ルール改正をさせていただきました。そのときに、うちが言っているのは、レジ袋という表現を一切使っていないんです。透明、または、半透明の袋を御利用くださいということでお話をさせていただいております。ただ、この場合は、あくまでもおむつ等を入れるというために、それを選択しているので、ある程度しようがいないと思っていますけれども、確かに先ほどの御質疑の中にありましたように、うちがレジ袋を推奨して、それに入れてくださいというのはまずいのかなという、感覚的にはあります。
3.ペットボトルの排出に半透明の袋を用いて容リプラと同時収集した場合、有料袋で排出すべき容リプラが半透明の袋に混入される恐れが容易に想定されます。排出ルールの曖昧化や、モラルの低下に結びつく恐れについてどう考えているでしょうか。
また混入によって、ペットボトルが汚れ、容器包装リサイクル協会が定める品質の低下が起こることも明らかと考えますが、いかがでしょうか。
さらに、ペットボトルのラベルを剥がして排出する場合、ラベルは有料袋、ボトルは無料袋となりますが、剥がさずに排出するケースはどう扱うのでしょうか。市民に対してその違いをどう説明するのでしょうか。
4.過去の議会において、びん、缶、ペットボトルの収集は、日野市等の事例を踏まえ、袋ではなく「かご」や「バケツ」で行うべきと申し述べました。どのように検討されたのでしょうか。「風で飛ばされる」等という答弁もありましたが、そのことが問題になって見直されたような事実はありません。
5.本来は、「透明・半透明の袋」での排出は不可とすべきと考えます。しかしながら、既に市報に掲載されている現状を踏まえれば、今後の説明会や「ごみカレンダー」において、「かご」「バケツ」等での排出ができるように進めていただきたい。ぜひ対応いただきたく、見解を求めます。
人生、時々思いもしないことが起こりますが、今回のことはまさにそんな感じ。
先週月曜日(23日)朝、日テレのワイドショーで都議会の女性蔑視野次の問題を取り上げていて、その最後に、辛口で有名なコラムニスト・勝谷誠彦さんが「都議会にしてこれだから、地方議会なんてやりたい放題でひどいもの」とコメント。
これを観ていた私は「全国で信頼される議会づくりに寝食忘れて汗する多くの地方議員の存在や、議員個々とは別に都議会が「旧態依然」の最たる地方議会だということを、どこまでご存知の上でのことなのか。」とツイッターに書き込みました。
すると翌朝、「突然失礼致します。勝谷のスタッフをしている高橋と申します。ぜひ地方議会の実情をご教授いただきたいのですが可能でしょうか。」とコメントが。
私が「お役に立てる情報であるか否かはわかりませんが、貴重な機会に感謝申し上げます。できるだけご都合に合わせたいと思います」と答えると、「ぜひ、勝谷のネット番組に招聘させていただきたいと思います。詳細およびスケジュールに関しては追ってメールをお送りさせていただきます。」とお返事。
同じ頃、議会改革フォーラム等で度々ご一緒させていただいている川口市の方から、「勝谷誠彦氏の今朝のメルマガにあなたのことが書かれていますよ」とメール。
勝谷さんのHPを見てみたら、「公開招聘」と書かれているではありませんか。
そのあたりで、自分がどういう流れに身を置いているのかがようやくわかってきました。
ありゃりゃ、これは思いもしないことになっているぞ…。
そこから話はあれよあれよと言う間に進み…、一昨夜、千代田区一番町にある世論社さんを訪ね、19時からちょうど1時間、勝谷さんとの対談に臨んできました。
あ、当初は対談の予定でしたが、私のビビりを遠方から察知して「助太刀したいくらい」とコメントをくれた大府市議会の鷹羽登久子議員が緊急参戦してくれたので、勝谷さんと3人での鼎談となりました。
懐かしの「トゥナイト2」という深夜番組で初めて知って以来、「たかじんのそこまで言って委員会」といい、今回のきっかけとなった「スッキリ!!」といい、勝谷誠彦という人は政治や社会をぶった切るコメンテーターだと思っていましたが、実は「にっぽん蔵元名人記」はじめ食や酒について書くことが本職だった、と初めて知りました。
ということで、高橋さんと事前のやり取りをさせていただい結果、東村山市の蔵元「豊島屋」さんのこちら2本を持参。
番組は勝谷さんと「屋守(おくのかみ)」と「東村山」の3ショットでのオープニングとなりました。
私としては、今回の「野次」が人格否定につながる暴言であるという点と、議会として議事運営の中で対処すべき面も多々あったのに行われなかったという点、そして、議員個々の頑張りとは別にそもそも都議会が機関として「旧態依然」の最たる議会だという点に分けて、まず入ろうと思っていました。
また、きっかけとなった都議会について数字的な間違いがあってはいけないと思い、自分のカンペのつもりで調べた結果をフリップ状にして臨みました。
結果としては、24時間365日絶えず緊張と監視のもとにある首長よりも都議のほうが厚遇である、というのは明らかに変だよな…という日々の実感を説明したいがために報酬の話から入ったことで、処遇の話にかなりの時間を割くこととなりました。
その後、監視機能としてのメディア、特に東京におけるローカルメディアの不存在、必要性という問題にふれられたことは良かったと思うのですが、そもそも話したかった地方議会での様々な取り組みのことや、何を願って多くの議員や市民が一生懸命になっているのか…なんてことには全く届かず、60分番組はエンディングを迎えました。
オンエア後、スタッフの方々も交えてさらに話は続きました。
今カメラを回したほうがよかったんじゃないの?1時間飲んでから入ればよかったね…などと言いながら、さらに深掘りした情報と意見交換ができたことは、本当に得難い経験でした。
出番を迎えるまでに、議会改革を通じて出会った全国の地方議員の方たちがアドバイスやエールを寄せてくださいました。
初めて出会った勝谷さんは、思っていたようなイズムの人ではなく、じつに間口が広く懐の深い方でした。
ヨロン社長さんも、実はごく近いところの同志をよくよくご存知の方でした。
鼎談のラスト10分に参戦いただいた薩摩隼人・マリックスラインの岩男社長も趣のある方でした。
この仕事をさせていただいて12年目。
人のつながりに感謝感謝、なのです。
配信をご覧いただき、ニコ生やSNSを通じてコメントくださった方々も、どうもありがとうございました!
youtubeとニコニコ動画でライブ配信された映像は、コチラです。
お時間のある時に、ご覧いただければ幸いです。
午後3時前に6月定例議会が終わりました。
4月1日に議会基本条例を施行して初めての議会となった今議会。
市長提出による議案は大変少なくて4件。これに報告2件と諮問2件。最終日の追加はなし、というのも稀なことでした。
一方で、これまでは各議員への参考配布に留められることの多かった陳情を、原則的に請願と同じ扱いとしたことで、委員会では多くの陳情を審査しました。
特に私が所属する政策総務委員会では継続審査中だった請願1件に新たな陳情を5件、議会運営委員会では新たな陳情を8件扱いました。
今日の本会議では、付託されていた議案43号44号と、結論を得た請願と陳情について各委員長から審査結果の報告があり、それぞれ全体として結論を出しました。
各議案は市議会HPから全て全文お読みいただけますし、今日の審議を終えた結果についても議会事務局職員がつい先ほどまで残って掲載してから帰ってくれました。
ということで私としては、6月3日の初日に結論を出したものも含め、今議会における全議員の賛否一覧を取り急ぎ作成してみました。
尚、初日の結果は市議会HPの録画で確認し、今日の結果は間違いなくメモを取り、この掲載にあたっても何度も見直したので間違いはないと思いますが、もしありましたら直ちにご報告の上、修正します。
雨が上がり、虹が出た東村山。(写真では薄くてわからないかも…)
今日午前中は、視覚障がいの70代の女性がご自身の福祉サービスをめぐって困っておられる問題で、ご本人と市の担当との話し合いに書記係で同席させていただくため、富士見公民館の喫茶に出向きました。
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6月議会が始まって一週間。
3日間の一般質問も昨日終わりました。
今日午前中は議会運営委員会のメンバーで、議場のシステム更新について意見交換をしました。
これは、とっくにリース切れになっていたものをだましだまし使ってきたマイク、音響、時間管理等のシステムが、いよいよ…という状況になってきたことと、本庁舎は建て替えずに耐震化&延命化することが決まったためです。
最少の経費で最大の効果を…のための議論。と言っても、また10年単位で使うものなので、わかりやすい議会実現に有効な装置を少しでも入れたいところです。
さて、今回の私の一般質問で前進が見えた点をいくつか報告します。
まず、スポーツ施設に障がい者スポーツ指導員の配置が進みそう、という件です。
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東村山駅西口再開発ビルの2階半分と3階全部を、市が公益施設として10億円余りの税金で買い上げてから7年ほど、開設からは5年が経ちました。
前の市長のもと、財政の危機を掲げていた時代に「癒しの健康施設」は不要不急だと私は考えましたし、何よりも中途半端で採算がとれない民間再開発事業を下支えする古臭い仕組みに異を唱えました。
しかし議会で賛成多数で買い上げが決まった以上、その運営を議論するテーブルを傍聴するとともに、自分自身が使うことで、運営や施設の実態をしっかり把握してきたつもりです。
4日前に出席した東村山市商工会の総代会の場で、当時の市長であり元の商工会長である人物が、挨拶の中で「ここ(サンパルネ)に反対したのに、ずいぶん使っている者もいるようだ」等と発言しているのを目のあたりにしました。
何を未だに幼稚なことを言っているのだろう…。「市の財政健全化の起爆剤となる」「半径20kmから人が集まり賑わう」と市長として公言していた西口再開発事業について、その後の状況を見た時、当事者の為政者として責任の欠片も感じていないことに信じられない思いがします。
東村山市は彼の退陣後に、失われた12年間を補うために総力戦でがんばっているのです。あまりに情けなく、怒りを禁じ得ません。
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一昨日(27日)、市長による招集告示(↓)があり、正式に6月3日(火)からの6月定例議会開催が決まりました。
6月3日(火)本会議(6月定例会・初日)
6月5日(木)本会議(一般質問)
6月6日(金)本会議(一般質問)
6月9日(月)本会議(一般質問)
6月11日(水)厚生委員会
6月12日(木)政策総務委員会
6月13日(金)都市整備委員会
6月16日(月)生活文教委員会
6月17日(火)議会運営委員会
6月24日(火)本会議(6月定例会・最終日)
市長提出議案は6月は少なくて以下の6件。市議会HPから各議案の全文をご覧いただけます。
議案第42号 東村山駅西口公益施設の指定管理者の指定
議案第43号 市道路線(諏訪町1丁目地内)の認定
議案第44号 市道路線(恩多町2丁目地内)の認定
議案第45号 固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件
報告第2号 専決処分事項(市税条例等の一部改正)の報告
報告第3号 専決処分事項(国民健康保険税条例の一部改正)の報告
このうち、初日の本会議で即決することになっているものは議案42号、45号、報告2号、3号の4件です。
私は42号のみ質疑通告を行いました。
これについては、次の記事としてまとめます。
一方で、新たに提出された請願は1件ですが、請願と同様に扱うことに改めた陳情は16件。
初日の本会議で審査する委員会を決定しますので、それ以降に市議会HPにも掲載することになります。
また、議会の様子を市役所に来られた方たちに見て知っていただけるよう、初日から本庁舎1階ロビーのモニターでラ本会議イブ中継を始めます。この映像は、市議会HPで後日録画配信するものと同じものです。但しテロップ等はライブ配信には入りません。ぜひ来庁された折にはご覧いただき、時間が許せば5階へ上がって傍聴いただけることを願っております。
6月4日から始まる6月定例議会。
5日(木)6日(金)9日(月)の3日間で行われる一般質問の事前通告は明日午前11時の締切となっています。
いつもですと全然形になっておらずに焦っているこの時間ですが、今回は当初の構想をずっと絞り込んだことでほぼまとまりました…というか、まとめたという感じです。
18時からの商工会総代会にも伺うことができ、今しがた議会控室に戻ってきたところです。
今回のお題は2つ。
「障がい者も等しくスポーツが楽しめる東村山の実現を」
「新たな人材育成ビジョンと課題について」
テキストと画像データで掲載しますので、ご覧いただいて「ここはこうした方がいいのでは」「こんな点を加えてみたら」といったご意見やご指摘を明日朝イチまでにいただければ、できるだけ反映させていただくように加筆修正の上、提出したいと思います。
こちらまでメールいただけると幸いです。⇒ gachapin@sato-masataka.net
尚、東村山市が12年ぶりに策定した人材育成ビジョンは、コチラからご覧いただけます。
1.障がい者も等しくスポーツが楽しめる東村山の実現を
東村山市がスポーツ都市宣言(1974・昭和49年)を行ってからちょうど40年がたつ。宣言に基づいて様々な施策を積極的に展開してこられたことは承知しており、昨年秋には国体の会場となり、現在は2020年の東京オリンピック開催へと期待を膨らませる声も高い。
だからこそ今、スポーツをまちづくりの重要な要素としてきた自治体として、障がいがあっても同じように身近で気軽にスポーツを楽しむことができるようにどう取り組んで来たのかについて検証し、宣言に相応しい姿を真剣に追求すべきと考え、以下質問する。
1)障がい者のスポーツ施設利用実態を伺う。また、気軽にスポーツを楽しめる機会の拡大(場の提供、教室の開催等)にどう取り組んで来たのか、取り組んでいるのか伺う。
2)障がいの違い(知的、肢体不自由、視覚、聴覚、難病、内部疾患、発達障がい)に応じて、その障壁解消・軽減にどのような対策、対応を行っているのか伺う。
3)視覚障がいを持つ方がスポーツセンタープールで行われた水中歩行教室へ参加されたものの、2回目以降の参加ができなくなったと聞く。事実かどうか確認するとともに、事実であれば、なにが原因でどのように考えているのか、再発防止にどう取り組むのか伺う。
4)スポーツセンターやサンパルネ健康増進施設には障がい者スポーツ指導員の配置はあるか。多摩地区の実態はどうか。また、現場のスタッフが障害についての理解を深める機会を設けているか。
5)障がい者が介護者同行のもとで施設を利用した場合の料金を伺う。近隣他市では同様のケースでどうなるのか。障がい者の公共施設利用について条例化している自治体があるが、どのような考えによるものか。
6)改正された「障害者基本法」の総則や第25条(文化的諸条件の整備等)、また「障害者総合支援法」の施行(25年4月)、本年1月20日の「障がいのある人の権利に関する条約」の批准等を踏まえ、障がい者のスポーツ振興についての議論が行われたことはあるか。第4次総合計画「2-3-2」や生涯学習計画ではどう位置付けられているのか。
2.新たな人材育成ビジョンと課題について
昨年3月定例議会で答弁のあったように、人材育成ビジョンが12年ぶりに刷新され、本年4月に公表された。掲げた「目指すべき職員像」や示された諸施策に基本的に賛同しつつ、改定にあたっての考え方、実効性を上げるためのポイント、残る課題等について伺う。
1)まず市長に伺う。市長として7回目の定期人事異動を終えられたが、自身ではどう評価されているか。特に重視した点、従来より進化させてきた点、苦悩した点、残った課題等、ご説明いただきたい。
また、「みんなで進めるまちづくり基本条例」の具現化には、新ビジョンが着実に実行に移されることが重要と考える。見解を伺う。
2)新ビジョンでは、職員自身が学ぶことを重視しているが、自ら学びたいことを進んで学ぼうとする風土、機会をいかにつくろうとしているのか伺う。また、学んだことを共有する仕組みはどう整えられているのか。
3)大量退職に伴って暗黙知が継承されない、という問題に対して、何らかの手立ては検討されているか。
4)再任用職員の増加によるプラスとマイナスは何か。また定年延長の方向が示される中で、役職定年制や降格制度の拡大も検討していくべきではないか。
5)女性のキャリアアップについて、新たな取り組みは進むか。
6)「市民と職員が互いに学習し合う環境整備」を掲げているが、具体的にはどう進めるのか。職員のファシリテーター力向上への取り組みがカギになると考えるが、いかがか。
子ども子育て支援の新しい制度が一斉にスタートする来年4月。
保育所とともに注目が集まっているのが学童保育(東村山では児童クラブと呼んでいます)の動向です。
一昨日も安倍首相が横浜の放課後児童クラブを訪れたことが報道されていました。
※カナロコ5月23日記事
かつて小泉首相がぶち上げた「保育所待機児ゼロ」が未だ道遠しの中、安倍政権は「放課後児童クラブ定員を5年間で30万人増」を掲げました。
女性も働きやすい環境を整えることで経済活性化を図りたい、という意図自体が間違っているとは思いませんし、そのことで機会を得る人が増えることはよいことだと考えます。
しかし、いずれにも欠落していると感じるのが、「子どもたち」のことです。
先週の日曜日に三多摩学童保育連絡協議会が主催して開かれた地方議員向けの学習会も、一昨日(22日)に全国学童保育連絡協議会主催で開かれたシンポジウムも、その視点に立っていると私は理解しています。
一昨日のシンポジウムを現場からツイッターで発信したので、以下それを再構成して掲載します。
長くなりますが、ご覧頂けたら幸いです。
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