26年度予算審査時に自分は何と言っていたのか?

明日11時締切の決算委員会質疑通告。
今夜も議会控室に残って、同じ会派の大塚議員と協議をしながら作成を続けています。

この26年度決算を審査したのは昨年3月の予算委員会。
その時は、大塚、佐藤はそれぞれ一人会派として活動し、それぞれに質疑、討論をして賛成しています。とはいえ二人とも、かなり注文を付けた上での賛成。
今回の決算委員会は、それを大前提として審査に臨み、新人の白石議員を加えた3人会派として結論を出していかなければなりません。

ということで、26年度予算に対する私の賛成討論を以下転載します。

市制50周年を迎える2014年度は、みんなで進めるまちづくり基本条例と議会基本条例がともに施行されるまさに元年であり、行政も私たち議会も大きな転機にしなければならない1年です。12月議会最終日にも申し上げましたが、東村山市が今、公開と参加、協働、全員参加を根幹に据え、情報は市民のものと言い切ったことは、国家主義、排外主義が強まる国政を前に大きな価値を持つことと考えます。この方向を迷わず確信を持って進めていただきたいし、私たち議会も進めなければなりません。
 人口減少社会への入り口に東村山市も立っています。今後の加速化は避けられないでしょう。都市マーケティング課の創設や、環境・住宅政策を中心課題に据えた部署が設けられることは適切であり、現役世代を流入人口のターゲットとした政策転換に期待しつつも、人口減、超高齢社会を前提とした縮小均衡、持続可能な基礎自治体としての施策の組みかえ・改廃をスピード感を持って進める元年としていただきたい。
 広報広聴課と市民協働課を切り込み隊長として情報政策、都市マーケティング課がシンクタンクとなり、行政と市民、市民同士、東村山市と他の自治体、さまざまなセクターとつながりつなげながら、攻めの姿勢を元気よく展開していっていただきたい。
 対象者は多くないけれども、本当に困っておられるという問題への施策展開が遅過ぎるという点について申し上げます。90%、95%が満足しているという答弁が今回もありました。しかし私たちが真剣に考えるべきは、残りの5%、10%の人たちのことではないかとたびたび申し上げてまいりました。移動支援の柔軟運用、中学校給食の問題、視覚や聴覚障害者、難病患者への施策、自殺対策等々、いずれも研究検討、しばらくお待ちくださいと言っていてはいけないことばかりです。アンテナをもっと研ぎ澄まし、ハートを持ってスピーディーに対応いただきたい。
 市内を5つのエリアとして、公立保育園を地域の子育ての核として1園ずつ必ず残すという政策決定や、認可外保護者への補助金増を一歩前進と受けとめます。27年度からは小規模の認可権も市が持ちます。公・私立関係なく保護者から市が直接声を聞くアンケート調査等を行いながら、質の向上、何より子供たちの最善を考える東村山市であっていただきたい。
 今必要なのは、強力なリーダーシップではなく、互いの違いを認め合いながら合意形成を図ろうとするチーム力であります。ファシリテーション力であろうと思います。研修で取り組むという話がありました。市民とともに学べる、高め合える道も考えましょう。
 30代、40代の管理職がかんかんがくがく、口角泡を飛ばして朝まで語り合うという光景をこっそり見てみたいとも思っています。意欲、思いのある職員は外へ出て学びに飛び出せる気風と、背中を押す制度を一日も早くつくっていただきたい。職員も学ぶ、市民も学ぶ、学びを大切にすることで、次の50年の基礎を耕し直す1年にしましょうと、そのことを申し上げて私の賛成討論といたします。 続きを読む

ともに生きよう!ネットワーク  27年9月 代表質問 通告内容骨子

9月議会初日が終わりました。
明後日(3日)には、代表質問に立ちます。
10開会で、熊木(自民)、伊藤(公明)、山口(共産)各議員の後なので、私はおそらく3時の休憩明けだと思います。
以下、事前通告している内容の骨子です。
今回は異例とは思いますが、後半で「10.幼児相談室と教育相談室の一元化」について集中して取り上げます。
今日から本会議も生中継が始まりましたので、市議会HPからチェックいただけると幸いです。
議会中継TOP画面
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明日から9月定例議会

◆マニ大 エントリー完了
夏休みの宿題と同じく、本日締切のマニフェスト大賞2015

早稲田大学マニフェスト研究所並びにローカル・マニフェスト推進地方議員連盟には、いつも勉強の場をいただき、得難い人のつながりもいただけていることに心より感謝し、自らの1年の歩みを総括するつもりで「コミュニケーション・ネット選挙戦略」部門にエントリーしました。

また、東村山市議会としても2年目の挑戦。
肥沼議長の命を受けて、広報広聴委員長と事務局と共に準備し、今しがた「成果賞」へのエントリー完了。
全国で素晴らしい実践がたくさん展開されていますので、結果には全く自信がありませんが、このような善政競争に参加できるようになったこと自体を嬉しく思います。
六本木ヒルズのステージに立てることを発表の日・10月1日までは夢見る自由は誰にでもありますので、暢気に楽しみに待ちたいと思います。

はぁ~肩の荷が一つおりました(^_^;)

◆明日から9月定例市議会です。
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つながりに感謝!

土曜日の議会控室に朝からこもって、9月議会代表質問に向けた準備と格闘中。
土日は冷暖房が効かないので、窓から入る風だけが頼りです。
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集中的に追っかけているある問題について、公開請求で入手した行政の文書や資料では、どうしても見えてこない部分があります。
当然、当該の会議で委員に提供されるべき情報なのに示されていない…。
それがなければ判断も大きく変わってくるような代物です。
会議に提供する資料の揃え方からも、現在の進め方の問題点が透けて見えてきます。

これで手詰まりにするわけにはいかないので…
都内の議員仲間に連絡をして、ご自身の市区の詳しい状況を教えていただけないか?とお願いしました。

皆さんお忙しいのに、早速詳しい情報をくださったり、「月曜一番で調べて連絡します!」というお返事をいただいています。
つながりに心より感謝。
本当にありがとうございます。

真に「市民サービスの向上」が果たされることだけを願って、準備を続けたいと思います。

「戦争体験を語り継ぐ~サロンすまいる戦後70年特別企画」

敗戦から70年。今日は終戦記念日。
目の前のことから狡く逃げての未来志向はないのだ、と昨日今日の動静から学ばされる思いです。自戒も込めて。

さて、戦後70年で、国レベルでも地域でも様々な取組みが行われています。
東村山市でも、24(月)~9月1日(火)の間、市役所いきいきプラザ1階で「核兵器廃絶と平和展」が開かれます。

特別展示で市内在住フォトジャーナリスト・豊田直巳さんの写真展「ヒロシマ・ナガサキで終わらない」も行われ、30日(日)13時半からは「平和のつどい」が富士見公民館で開かれます。
ぜひお立ち寄りください。 詳しくは市HPをご覧ください。

そんな中で、市民活動として、高齢者の施設の中で、そこに暮らすお年寄りと地域の人たちの交流の場を継続的につくっておられる方から、特別企画のお知らせをいただきました。
それがタイトルの「戦争体験を語り継ぐ~サロンすまいる戦後70周年特別企画」です。
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以下、案内チラシから主な部分を転載します。
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地方自治の尊重を政府に求める陳情

陳情の全文はこちら(市議会HP)でご覧いただけます。

前回の委員会で初めて審査をしましたが、沖縄の問題について東村山市議会として議論することは難しいという意見と、沖縄に極めて端的に示されている地方自治に対する現政権の姿勢を問うものであって、私たち自身が問われている問題であるという意見に分かれましたので、趣旨を陳情者に直接お聞きすることとなったものです。

私は後者の意見を申し述べたので、その立場で委員会に臨みました。

10時に開会後、すぐに10分程度ご説明いただき、それに対して各委員から質問をさせていただく、という流れで進めました。
議会基本条例ができる以前は、休憩を宣言して非公式に伺うというやり方でしたが、昨年4月からは開会中に正式に会議録にも残る形でご発言いただく形に変えました。

本日の政策総務委員会での「地方自治の尊重を政府に求める陳情」審査は、コチラ(USTREAM)からご覧いただけます。
陳情審査の様子 
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首をかしげる「市民意見(パブリックコメント)募集」

「(仮称)東村山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例(案)」に関する意見募集が行われています。
マイナンバー パブコメ
「マイナンバー制度の開始に伴い、市が保有する特定個人情報(個人番号等を含む個人情報)を庁内で利用する場合に必要となる事項を定める条例の制定を進めています。~条例(案)の基本的な考え方をまとめましたので、ご意見をお寄せください。」とあります。
来週火曜日(21日)までなので、ぜひご意見をお寄せください!とお伝えしようと思ったのですが…。
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陳情は保留➡継続審査へ

午前中の政策総務委員会で審査した「地方自治の尊重を求める陳情」は、陳情者の意図をめぐって委員間で意見が分かれたため、委員会にお呼びして直接お話を伺うことに全委員が合意し、本日は保留としました。

陳情事項は「国による沖縄県辺野古新基地建設を強行する問題は、沖縄県だけの問題ではありません。地方自治の尊重を求める意見書を、政府に提出してください。」というものです。
陳情の理由(全文)についてはリンク先をご覧ください。
★27陳情第8号

私自身は、分権、自治に対する現政権の姿勢に一貫して強い疑義を持っているため、この陳情については採択を主張していきたいと考えています。

幼児相談室と教育相談室の一元化について(その1)

東村山市では、就学以降を担う市直営の教育相談室と、0~就学前までを担う社会福祉協議会委託の幼児相談室の「一元化(一本化)」を来年4月から予定しています。
主体が二つあることによる「切れ目」を解消することが最大の眼目で、それには賛成です。が…懸念すること多々あり、です。
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3月議会の一般質問で大きく取り上げ、予算審査でも重ねて問いました。
3月議会の動画はコチラでご覧ください⇒「3月一般質問動画」※この問題については31分45秒あたりから
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あなたもわたしもサポーター~「らっこの会」主催の講演会

「東村山 困っている子どもたちを応援する親の会」の皆さんが開催してくださる講演会。
今日は、明星大学教育学部教授の星山麻木先生による、ワークショップ形式も含んだ実に楽しく、わかりやすく、胸打つ2時間でした。
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★らっこの会HP
★星山麻木先生のHP
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6月議会も、はや中盤

父を6月2日(火)に送り、その直後に6月定例議会が始まり…あっという間に6月も半ばになってしまいました。

しばらく間を空けてしまいましたので、ここまでの報告を簡潔にしておきたいと思います。

【6月議会初日】
6月4日(木)の初日は、珍しいことにお昼には全ての日程が終わりました。
この日扱った議案は1件のみで、5人いる教育委員のうち、當麻彰子さんの再任についてが市長から諮られました。
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父・次郎との別れ

私事ながら、父・次郎が昨日(5月26日)…正確には一昨日になりますが…20時過ぎに86歳の天寿を全うしました。
D※2年前の春。強引に連れ出した国立大学通りの桜の木の下で

facebookでは昨日、介護用ベッドの入替えとして報告をして、そのままベッドの脇で20時まで、時折うめきつつも懸命に話そうとする父と濃密な時間を過ごしました。
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新たな8名でスタートしてます、広報広聴委員会 

昨年度後半に議会報編集委員会から衣替えした広報広聴委員会。

従来の議会だより発行業務に加えて、年に4期開いている議会報告会&意見交換会の運営、ホームページ等の発信、必要な時に行う広聴作業(アンケートやパブコメ等)も担う、どこの常任委員会に所属するよりも忙しい委員会、だと思います。

委員長には前期に引き続き村山淳子さん(公明)、委員として土方桂さん(自民)小林美緒さん(自民)渡邊英子さん(公明)渡辺稔さん(共産)上町弓子さん(民主)島崎洋子さん(市民自治)と私の計8名。
私は議会報告会のマネジメントを担う副委員長職を仰せつかりました。

議会事務局もこれまでの調査係の所掌事項から、広報推進係と名を改めての新体制です。

市議会だより5月1日号※今号からカラー化した市議会だより
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課題クッキリ!議会改革度ランキング

一昨日午後、早稲田大学マニフェスト研究所から議会改革度ランキング2014(全国1,503議会)が発表されました。
議会改革度2014※早稲田大学マニフェスト研究所HPから

東村山市議会は、2012では473位、2013では52位、そして今回は37位に。

議員と事務局がタッグを組んで進めてきた議会改革の現段階での到達点を評価いただいたことを素直に喜ぶとともに、3つの評価項目のあまりの偏りぶりに、抱える課題を明確に突き付けられた思いがします。

マニフェスト研究所の「調査結果報告」の「分析観点」を見ながら、結果を見てみたいと思います。
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